【詳細】他の写真はこちら

まったく別物とも言える進化を遂げています。

かつてクラウドファンディングサイト「kickstarter」で北欧発のプロジェクトとしてトップの投資金額を記録した、完全ワイヤレスイヤホンの先駆者的な存在「EARIN」。いよいよその第2世代となる『EARIN M-2』の存在が明らかになりました。まずは2017年8月末に『EARIN M-2 Black』、そして秋には『EARIN M-2 Alminium』が登場することになります。価格はどちらも2万9800円(税別)。高音質化やノイズリダクション機能に加え、タッチインターフェースの追加など大幅な機能強化が達成されました。

補聴器のテクノロジーを応用





音質の向上に大きく貢献しているのが、人体や水中を介しても高品質の通信ができるとされる、NXPセミコンダクターズ社の近距離磁気誘導技術「MiGLOテクノロジー」。補聴器業界で約10年の実績を持つとされる同技術を採用したことで、音切れ(ドロップアウト)が解消され、左右スピーカー間のレイテンシが非常に小さくなったとのこと。これにより両耳間音声通話(デュアルモノラル通話)も可能となっています。

強力なノイズリダクション機能



片耳各2つのマイクによるノイズリダクション機能も新たな特徴。通話相手からのノイズがおよそ10〜15dB下がって聞こえるだけでなく、『EARIN M-2』ユーザー側が発話した際の周辺ノイズも低減させ、相手に明瞭に聞こえるようにしてくれます。ハードウェアのデザイン面でも、マイクをイヤピースの奥まった場所に設置したおかげで風切音が少なくなったとのこと。

イヤピースに触れて操作するタッチインターフェース



イヤピースにタッチセンサーが搭載されたことで、タップ、ダブルタップ、長押しなどで音楽再生や通話に関する操作を行えるタッチインターフェースに対応しました。また、イヤピースは左右対象のデザインになり、耳に装着すると内部センサーが自動的に左右を判別するため「L、R」の区別がない仕様に。もし片耳側だけ紛失してしまったとしても後から追加購入できるようにする予定もあるのだそう。



メタル素材の充電カプセルはイヤピースとのマグネティックドッキングが可能になり、磁気でしっかりと固定されます。カプセル自体とイヤピースの充電ステータスがわかるLED表示もよりわかりやすく。これは前モデルのユーザーから要望の多かった部分を改良したものとなっています。充電1回あたりの稼働時間は音楽再生で約3時間。フル充電された充電カプセルはイヤピースへ3回の充電可能とされ、トータルの音楽再生時間は計12時間。従来のモデルに対して1回の充電あたりでの再生時間が30分ほど延長されたということです。

イヤピースは全長21mm、重量3.6g。多くの機能強化がありながら旧モデルとほぼ同じサイズ感ですが、アプリは刷新されて旧モデルとの互換性はなくなりました。前回同様、ドライバーはknowles社製BAドライバーを採用。完全ワイヤレスイヤホン製品といえば「EARIN」を連想するユーザーが多いなか、パワーアップした新モデルもまた注目を集めそうな予感です。

撮影・文/ワタナベダイスケ(編集部)

関連サイト



EARIN M-2発表のお知らせ(モダニティ株式会社)