生理中の女性が過ごす小屋。ネパール首都カトマンズ西方520キロのスルケート郡で(2017年2月3日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ネパール西部ダイレク(Dailekh)郡で先週末、生理中の女性を隔離するヒンズー教の慣習に従い、屋外の小屋で過ごしていた18歳少女が毒蛇にかまれて死亡した。当局が8日に明かした。

 ネパールの一部地域では、月経中の女性を不浄な存在だとみなすヒンズー教の古い慣習が残っている。地方によっては、生理が終わるまで小屋での寝泊りを強いることもある。

 AFPの取材に、事件が起きた地元首長は、この少女が毒蛇に2回かまれたことを明らかにした。少女は蛇にかまれてから7時間後に死亡した。治療の遅れが原因という。

 地元メディアは、少女の家族が治療のために向かったのは、病院ではなく、呪術師のところだったと伝えている。

 警察は少女の死亡を確認したが、死因の詳細は明らかにしなかった。

 このヒンズー教の慣習は「チャウパディ(Chhaupadi)」と呼ばれ、ネパールでは10年前に禁じられた。しかし、特に同国の西部地域では、いまだに根強く残っている。
【翻訳編集】AFPBB News