アメリカで、スマートスピーカーの音声認識と緊急通報により、喧嘩が原因で起きていたかもしれない殺人事件を防ぐことができました。

スマートスピーカーが口論に反応

エデュアルド・バローズ容疑者は、アメリカのニューメキシコ州で、交際相手の女性とその娘と同居していました。7月初め、交際相手と言い合いになったバローズ容疑者は、銃を持ち出して交際相手を殺すと脅しました。
 
「警官は呼んだか?」というバローズ容疑者の言葉に、設置されていたスマートスピーカーが反応し、緊急通報をしました。

突入に備えたSWATも出動準備中

女性と娘は、間もなく駆け付けた警察官によって保護され、バローズ容疑者は身柄を拘束されました。女性は軽傷を負っていましたが病院に搬送するほどではなく、喧嘩が原因の殺人事件には至らずに済みました。
 
警察は、事件で犯人との交渉にあたるチームや、突入に備えたSWATチームも1時間後には出動できるよう準備していました。

スマートスピーカーのモデル名は不明

現地警察のマニュアル・ゴンザレス氏は、「新しいテクノロジーによる、予期せぬ緊急通報が、生命を救ったと言えます。この驚くようなテクノロジーが、母と娘を暴力的状況から救ったのです」と語っています。
 
米メディアABC Newsによると、当初の報道では通報に使われたスマートスピーカーはGoogle Homeと伝えられていましたが、警察の捜索によって発見されたのとは異なるモデルだったとのことです。本稿執筆時点で、スマートスピーカーのモデル名は明らかにされていません。

英語圏で普及の進むスマートスピーカー

AppleがHomePodを発表して注目を集めているスマートスピーカーは、日本ではまだなじみが薄いものの、英語圏を中心に普及が進んでいます。
 
比較的低価格で人気のAmazonのEchoが、子どもの話し声に反応してポルノが再生された事件や、テレビの音声に反応しておもちゃが発送される、という出来事も起きています。

 
 
Source:ABC News
(hato)