ドイツ・ハンブルクで開催されたG20首脳会議に合わせ会談し、握手する米国のドナルド・トランプ大統領(右)とロシアのウラジーミル・プーチン大統領(2017年7月7日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は9日、2日前の米ロ首脳会談でロシアの米選挙介入疑惑についてウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領を厳しく追及したと述べつつも、サイバーセキュリティー問題を含む分野でロシアと「建設的に」協力していきたい意向を表明した。

 トランプ氏は早朝に行ったツイッター(Twitter)への連続投稿で、ドイツで開かれた主要20か国・地域(G20)首脳会議(サミット)に合わせ7日に行った会談でプーチン氏に対し、昨年の米大統領選にロシア政府が介入したことを示す証拠について追及したと説明。

「私はプーチン大統領に対し2度、ロシアの選挙介入について厳しく追及した。彼は断固として否定した。私の意見は既に表明済みだ」と述べた。

 だが直後の投稿では、シリア問題を含む一部の分野でプーチン氏と協働する姿勢を表明。シリアで9日に始まった停戦は「命を救うだろう」とした上で、「今は前へ進み、ロシアと建設的に協働する時だ!」と投稿した。

 トランプ氏はさらに、プーチン氏との会談で、将来の選挙システムへのハッキングを防止するために「突破不可能なサイバーセキュリティー部隊」を設置する構想について話し合ったと述べた。

 だがこの構想については、トランプ氏が所属する共和党の幹部らからも批判が噴出。ジョン・マケイン(John McCain)上院議員は米CBSテレビとのインタビューで「プーチン氏はその取り組みに対し膨大な支援を提供できるだろう。彼がハッキングの張本人なのだから」と皮肉った。
【翻訳編集】AFPBB News