長く注目を集めていたその去就がようやく決した。13年前に“神童”としてチームを後にしたルーニーは、様々な経験を得て古巣へ帰還。愛するチームに何を還元できるか。写真はエバートン公式サイトより

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 現地時間7月9日、マンチェスター・ユナイテッドのウェイン・ルーニーが、エバートンへ移籍することが決定した。2003-04シーズン以来、実に13年ぶりの古巣復帰となる。 エバートンの公式サイトが発表したもので、契約期間は2年間。移籍金は発生しないというが、前日にベルギー代表FWのロメル・ルカクをマンチェスター・Uに売却しており、その移籍金の一部とも言われている。  ルーニーは16歳の時にエバートンでプロデビューを果たしていきなりブレイクし、04年夏にマンチェスター・Uへ移籍。5度のプレミアリーグ制覇の他、FAカップ、チャンピオンズ・リーグ、ヨーロッパリーグ、クラブワールドカップなどのタイトル制覇に貢献し、14年からはキャプテンも務めてきた。  31歳になっての古巣復帰について、エバートンのロナルド・クーマン監督はクラブの公式サイトにて「ウェインの決断を、とても嬉しく思う。彼はエバートンを愛しており、復帰を熱望してくれた」と大歓迎し、喜びの声明を発している。 「ウェインは、エバートンが必要としている勝利のメンタリティーと野心を見せ続けてくれている。そして、彼はタイトルの獲り方を熟知している」 「彼は“まだ”31歳だ。私はウェインのクオリティーについて、少しも疑問を抱いたことがない。彼がこのクラブに帰ってくるとは、とてもファンタスティックなことだ」  今年1月には、ボビー・チャールトンが長く保持してきたマンチェスター・Uでの最多得点記録(249点)を更新するなど、13シーズンの在籍で「赤い悪魔」のレジェンドとなったルーニーだが、新シーズンはキャリアの原点となったクラブで、新たな伝説を創り出せるか。