【警告】C大阪=なし 柏=武富(58分)、中山(85分)、R・ロペス(90+1分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ソウザ(C大阪)

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[J1リーグ18節]C大阪 2-1 柏/7月8日/金鳥スタ
 
【チーム採点・寸評】
C大阪 6
前節に続いて先手を取られるも、タフバトルで一歩も引かぬ強さを見せ、選手交代で流れを引き寄せると、持ち前のセットプレーとサイドアタックから逆転。終盤は山村を最終ラインに下げて逃げ切る「勝ちパターン」に持ち込み、見事な逆転勝利で堂々の首位に浮上した。
 
【C大阪|採点・寸評】
GK
21 キム・ジンヒョン 6.5
失点シーンでは相手の絶妙クロスとヘディングシュートにやられたが、後半のビッグセーブなど、身体を張った好守で最少失点に抑え、勝利を呼び込んだ。

DF
2 松田 陸 5.5(61分OUT)
前半にミドルシュートを放つシーンもあったが、接触での負傷の影響もあってか、全般的に本来の持ち味を発揮しきれず、途中交代に。
 
14 丸橋祐介 6
伊東とのスプリント合戦は見応え十分。前半は柿谷を後方からサポート。後半は特長である運動量を活かして積極的に攻撃参加し、守備でも粘り強く対応。
 
22 マテイ・ヨニッチ 6
クリスティアーノや武富とのマッチアップではタフな戦いを強いられたが、ゴール前で最後まで身を挺して相手の攻勢を食い止めた。

23 山下達也 6
相手に振り切られそうな場面でも最後まで身体を寄せてシュートコースを限定。また、果敢なボール奪取も見られるなど、球際でのバトルでも『らしさ』を見せた。
 
MF
6 ソウザ 6.5(90+2分OUT)MAN OF THE MATCH
効果的なパス、クロスで相手守備を切り裂いただけでなく、ゴール前にも積極的に顔を出し、決勝点を記録。その後も好機を作るなど、相手の脅威になり続けた。
 
10 山口 蛍 6.5
ボール奪取、カバーリングのよさ、豊富な運動量は普段通りに発揮。それだけでなく、この試合ではサイドへの展開力などでも、チームの攻撃を活性化していた。

24 山村和也 6
前半途中には後方からの激しいチャージを受けて腰を痛めるシーンも。それでも奮闘を続け、後半途中からはDFに入り、相手クロスを好クリア。
 
16 水沼宏太 6.5
右サイドを効果的に使い、鋭いクロスで圧力をかけ、2試合連続で決勝点をアシスト。激しくスプリントを繰り返して攻守に顔を出し、声でもチームに貢献。
FW
8 柿谷曜一朗 6(61分OUT)
序盤から鋭い飛び出しと巧みなテクニックでチャンスを演出。中央もうまく使って攻め立てるも、戦術変更に伴い、途中交代に。
 
9 杉本健勇 6.5
序盤から積極的にゴールを狙い、前半こそ好機を決めきれなかったが、後半に値千金の同点弾を決め、一気に逆転への流れを引き寄せた。

交代出場
MF
5 田中裕介 6(61分IN)
0-1の時に澤上とともにピッチに送り込まれると、システム変更にも的確に対応。巧み、かつ、身体を張ったディフェンスで踏ん張った。

MF
19  澤上竜二 6(61分IN)
前線で球際の強さを求められて投入されると、その期待に応えて、相手を押し込む。好機のヘッドは相手GKの攻守にあうも、チームへの貢献度大。
 
MF
26 秋山大地 -(90+1分IN)
アディショナルタイムに登場。相手がパワープレーを仕掛けて来るなかでも、中盤を走り回って、苦しい時間帯を乗りきる力になった。

監督
ユン・ジョンファン 6.5
上位決戦らしいタフな攻防でも、チームを鋭く観察し、タイミング良く選手交代を実施。盤石の勝ちパターンを作り上げ、12年ぶりの首位に押し上げた。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【チーム採点・寸評】
柏 5.5
前半は下平監督も振り返るように理想的な展開に持ち込み、ハイプレスと組織的なゲームメイクで活路を開くも、前節同様に後半の戦いに課題を残した。
 
【柏|採点・寸評】
GK
23 中村航輔 6
後半の2失点についてはGKとしては防ぐのが難しいもの。それ以外の決定機はことごとくビッグセーブ。試合を引き締めていた。
 
DF
13 小池龍太 5.5(79分OUT)
自陣ではおぼつかないクリアなど、対応に苦慮するところもあったが、オーバーラップからの鋭い右クロスでは好機を作っていた。
 
4 中谷進之介 5.5
前半は山村に対して厳しくプレスをかけ、相手の前線を封殺。ただし、後半途中からは澤上との球際の勝負で苦戦を強いられていた。
 
5 中山雄太 5.5
中谷とともに最終ラインをハードマークでタフに支え続けていたが、同点とされたセットプレーを皮切りに、次第に押し込まれるようになっていた。
 
3 ユン・ソギョン 5(76分 OUT)
前半こそ相手攻撃陣にハードに守備をしかけていたが、後半は徐々に相手にスペースを与えてしまった。つなぎの部分にも課題が残った。

MF
7 大谷秀和 5.5
攻守のバランスをうまくとって、前線からのプレスも的確にコントロール。ただし、後半からの相手の攻勢には後手を踏んでいた。

17 手塚康平 5.5(82分OUT)
ビルドアップから攻撃の起点となり、精度の高いパスを供給しながらチームにリズムを与えていたが、後半は相手に撥ね返された。
 
8 武富孝介 6
クリスティアーノとともに前線で、相手DFと激しく競り合い、ダイビングヘッドで先制点も記録したが、試合を決める追加点までは奪えず。
FW
10 大津祐樹 5.5(69分OUT)
サイドでタイトなプレスをかけて守備に貢献しつつ、クロスやシュートで見せ場も作るが、後半途中からは存在が消えてしまった。
 
9 クリスティアーノ 6
強靱な身体を活かした推進力とシュート力は、今節でも相手守備陣の脅威に。好クロスで先制点もアシストしたが、決定機はポストに阻まれる。
 
14 伊東純也 5.5
そのスピードで相手を振り切りながら好機も作ったが、C大阪GKキム・ジンヒョンに阻まれる。後半は運動量ある丸橋を突破しきれず。

交代出場
FW
11 ディエゴ・オリヴェイラ 5(69分IN)
1-1の時にピッチに加わったが、攻撃を再び活性化できる存在にはなれず。好機でのターンからのシュートは枠を捉えきれなかった。
 
DF
22 輪湖直樹 5.5(76分 IN)
ユン・ソギョンに代わって投入され、反撃に出るも、水沼と田中にサイドスペースを閉じられて、思い通りのプレーができなかった。
 
FW
20 ハモン・ロペス -(79分IN)
パワープレーの一助として、終盤にピッチに送り込まれたが、シュート機会はなし。前線が手詰まりになったことで、役割も果たせず。
 
監督
下平隆宏 5.5
前回の対戦と同じく、前半はハードプレスを軸に主導権を握っていたが、リードを奪った後半は攻勢を維持できず。交代策も機能しなかった。
 
取材・文:前田敏勝(フリーライター)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。