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 10月期から新設される、テレビ朝日の情報番組『サンデーLIVE(仮)』のキャスターを、東山紀之(50)が務めることが7月3日分かった。同番組は、午前5時50分から2時間40分に渡る生放送という大型番組で、『シューイチ』(日本テレビ系)や『サンデーモーニング』(TBS系)といった、各局の情報番組に直接対決を挑む格好となる。大役を任された東山紀之は「ドラマでは演じたことのあるキャスターに、本当になれるなんてうれしい限りです」と喜びの声をあげた。

 また東山は、7月から人気ドラマシリーズ『刑事7人』(テレビ朝日系)が第3シーズンに突入とあって、俳優活動も本格再開することとなる。このタイミングでの“東山需要”の高まりは、SMAP解散騒動と無関係ではないだろう。

 稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(42)、香取慎吾(40)3人のジャニーズ事務所退社が決まり、今後は安定感のある40〜50代のタレントが圧倒的に不足することが考えられる。それもあって東山は、「現場」に戻される格好になったということだろうか。

「一時期はジャニーズ幹部として、社長候補にも挙げられていた東山ですが、周知の通りジャニーズ事務所は同族経営です。そのため、藤島ジュリー景子副社長(50)との“政略結婚”の話が持ち上がったわけですが、それがなきものとなった今、東山が社長に就任することはありませんし、本人もそれを理解しています。今は、元SMAPメンバーの穴を埋める形で、ジャニーズに貢献しようと考えているのではないでしょうか」(芸能記者)

■中居を慕う後輩タレントの囲い込みに必死?

 またこういった動きは、元SMAP3人の退社が決定し、逆に中居正広(44)の残留が決まったことで、ジャニーズ内の勢力図が大きく変化している証拠なのだという。

「ジャニーズのお家事情としてよく知られる“派閥”問題もあり、SMAP解散によって慕っていた後輩タレント達は、みな行き場を見失っている状況です。Kis-My-Ft2メンバーを始め、面倒見のいい中居を慕う後輩は多かっただけに、残留決定にひとまずは胸をなで下ろしたでしょうが、そう単純なものでもない。中居の今回の残留も一時的とみる声はまだ多く、『いずれは独立』が大方の予想となっていますからね」(前出・芸能記者)

 これまでかなりの貢献を見せてきた中居が、いざ独立となった時に後輩タレント達はどう動くのかということが、今後の肝となるようだ。さらにジャニーズはそれに向けて“囲い込み”を始めているという。

「ジャニーズを去る3人は、元マネージャーである飯島三智氏(60)が設立する新事務所への移籍が有力視されており、中居もいずれは退社し合流するとみられています。そして、中居を慕う一部の後輩達も、そこについていこうと考えているようなのです。しかし、それだけのタレントに一気に抜けられれば、ジャニーズもさすがに大きな痛手となる。先手を打つべく国分太一(42)らTOKIOを世話係につけ、中居派から脱却させようと目論んでいるようです」(芸能記者)

 ジャニーズを去ったマネージャーが打ち立てる新事務所に、タレントたちが流入するような事態はジャニーズとして絶対に避けたいだろう。“派閥”再編が目下の課題であることは間違いないが、果たしてTOKIOメンバーに中居の代わりは務まるのだろうか。

文・海保真一(かいほ・しんいち)※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。