「経営とはバランスなり」
【ライブドア・ニュース 2005年08月10日】− 「あと施工アンカー」など建築資材の企画開発・製造・販売を行うサンコーテクノ<3435>は創業から40年以上、1度も経常赤字を出すことなく、成長を続けてきた。05年6月にジャスダックに上場。「あと施工アンカー」で日本のトップシェアを取った同社は、東南アジア、そして世界を狙うという。同社の今後の方針などについて洞下実社長に聞いた。――御社の事業内容は?
当社は、特殊な建設資材を作っているメーカー。ニッチとも言われている業界にいて、コンクリートにアンカーボルトを打ち込む「あと施工アンカー」をメインに作っている。「日本建築あと施工アンカー協会」(安見義矩会長)が行う生産実態調査で、当社はシェアが50%近いトップメーカーと評価されている。
建築のあるところどこでも使われるため、日本だけでなく、世界的にかなり需要がある。日本でトップシェアを獲得したので、今後東南アジア、そして世界でナンバーワンのシェアを取るために積極的な経営活動をしている。建設資材の開発型企業を目指している。
――創業の経緯と沿革は?
設立は1964年。裸一貫で独立して41年になる。(独自のあと施工アンカーである)オールアンカーを開発し、ちょうど高度経済成長の波に乗ってかなり普及。はじめは1アイテムだったが、いろいろなニーズを開発につなげ、今では2万点のアイテムができた。かなり裾野の広い産業でもあり、運よく41年間右肩上がりの成長をしており、バブル崩壊時も横ばいとなっただけだった。誇りに思っているのは創業以来一度も経常損益で赤字を出していないこと。ユーザーニーズを基に開発をしてきたためだと思う。
――御社の特長と強みは?
「経営とはバランスなり」とよく言われるが、川上から川下まで一貫した経営体制を確立できているのが一番の強み。ユーザーのニーズを掘り起こし、開発する。開発部門に相当の力を入れている。開発したものを独自に製造する生産体制も強化してきている。できたものをお客様にスピーディーに届ける物流機能も確立できている。国内に14の支店・営業所があり、そこを通じて在庫、きめ細かな営業・サービス体制を確立できている。
製造には強いが営業が弱いとか、その逆とか、開発が弱いという会社が結構あるが、当社は一貫してバランスのとれた部門・体制を確立してきた。(つづく)
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【会社概要】
| 商号 | サンコーテクノ株式会社 |
設立 | 1964年5月 |
| 上場 | 2005年6月(ジャスダック上場:証券コード 3435) |
| 資本金 | 7億4500万円 |
| 売上高 | 149 億4200万円(05年3月期連結) |
| 代表取締役社長 | 洞下実(ほらげ・みのる) |
| 従業員数 | 379人(05年7月現在) |
| 本社 | 東京都荒川区東日暮里1-24-10 |
| 電話番号 | 03-3803-1251(代表) |
| URL | http://www.sanko-techno.co.jp/ |
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