がんと闘うチームメイトをサポート、ビルバオの選手全員が丸刈りに

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 リーガ・エスパニョーラに所属するビルバオの選手全員が丸刈りとなり、チームメイトのDFジェライ・アルバレス(22)へのサポートを表明した。

 22歳のアルバレスは昨夏にトップチームに昇格し、出足の鋭さと球際の激しさ、空中戦にも強さを見せてレギュラーに定着したが、12月に精巣がんが発覚。手術を受けて2月にチームに復帰し、リーグ戦25試合に出場した。この活躍により、U-21欧州選手権を戦うスペイン代表メンバーに選出されたが、再発が疑われたことから治療のために辞退していた。

 ビルバオの選手たちは、完治に向けて化学療法を受けるアルバレスを勇気づけるために丸刈りになってサポートすることを表明。インスタグラム(@athleticclub)などSNSに写真を掲載し、「僕たちは君とともにある」とメッセージを添えた。将来を期待されるアルバレスの復帰をビルバオファンだけでなく、多くのサッカーファンが待ち望んでいる。


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