堅実女子のみなさんは、山コンに何かと注目が集まっていることをご存じでしょうか。

熊本県南阿蘇村の南外輪山で行なわれていた山コンが全国ニュースで報じられてからというもの、たびたびテレビや雑誌に取り上げられ、いまや素敵な出会いを求める男女に人気の婚活イベントとなっているのです!

何となく登山好きじゃないとダメなイメージがありますが、山コンは初心者でも参加OK。遠出をする必要もなく、八王子市にある高尾山でも毎週のように開催されています。

山コンとは、実際にどんなものなのか?普段運動を全くしないアラサー独身女子が、株式会社ハートカフェ主催の山コンに挑戦してみました。

主催者のセッティングのおかげで会話が弾みやすい

当日は、13時15分に高尾山口駅前で集合。早朝集合じゃなかったのがありがたかったです。

高尾山口駅の改札口は新しくてキレイでした。

参加者は、男性10人、女性7人。男女ともに30代が多い印象でした。

しかし、山コンは初めてなので「わぁ、これは浮いてしまうかも……」と危惧していたら、スタッフの方から男女ペアで歩くようにとの指示が。

なんと山コンは、参加者の男性全員と積極的に話す機会を作ってくれるのです!

登山中、大体1人につき10分くらい話したら、つぎの男性と交代するシステム。これは自分から話しかけるのが恥ずかしい、内気な女性にはありがたい!

ペアになった方と、「お住まいはどちらですか」「登山はよくされるんですか」なんて会話がはじまり、「お見合いみたい!」とテンションアップ。

登山しながらだと天候や自然の話もできるので、会話が途切れて気まずくなることもありません。非常に雰囲気がよくて、1人参加を寂しく感じることもなかったです。

登山初心者の男性も多く、職業は介護士さん、郵便配達員さん、自動車の整備士さんなど、多種多様。デスクワークの方は0人だったのが印象的でした。

お住まいはみなさん、東京か埼玉。高尾山だったからか、八王子在住の方が何人も……。勝手に、「このなかの誰かと付き合うことになっても、遠距離恋愛になりにくいところは素晴らしい!」と思ってしまいました。

そもそも運動していないと道中の会話すら厳しい!

ただ、ケーブルカー下車から頂上までが意外と遠い……!

高尾山口駅前からケーブルカー乗り場までもかなり歩きました。

何だか足がズキズキと痛む……。まだ歩き始めて数十分なのに、34歳という年齢と運動不足を痛感。余裕がなくなり、次第に無口になってしまう自分がいました。

実は、高尾山は10年前に来ているので、最初は「二度目なら余裕だろう」と思っていたのです。ただ、素敵な人と出会えるかどうかばかり気にして、年をとっていること、滅多に体を動かさないことが頭からすっかり抜けていました。

「いけない」と思いつつも、会話が「はぁ」「ですよね」などと適当な相槌だけになり……。最終的には、1人最後尾からついていくだけ、という最悪の事態に。

意識が朦朧となりながらお参りをしました。

何度も何度も「大丈夫ですか?」と声をかけていただきながら、何とか頂上に到着。それまでに、マトモな会話はほとんどゼロ。中盤は、肩で息をしていました。は、恥ずかしい……。

山コンでは最近の音楽トークはやめた方がいいかも

道中はずっと息切れしていたものの、頂上でしばらく休んだら体力も回復。

曇り空でも山頂からの景色はよかったです。

「下山こそは!」と決意。ただ、雨上がりだったので地面が滑るのです。思ったより難航しました。

しかし、おっとりとした男性とペアになったとき、「下りは楽しめるといいですね」などと言われ、思わずホロリ……。

会話が面白く、結構いい感じになりました。登山好きな男性はみなさん、女性に優しいのかも?その方は何度も高尾山に来ているそうで、この前ムササビを見た、春に来ると景色がいい、など色々なことを教わりました。

ベンチで一緒にごま団子も食べました。

最初は「登山好きでもないのに参加して、話が合うだろうか」と思っていましたが、話を聞いているだけでいいんですよね。

ただ、映画や音楽の話になり、「ここはわたしが好きなものも話さないとダメだ!」と、正直に「最近は米津玄師の新曲が好きだ」と話したら、空気が一変。

あれ……?

「よねつげん……?流行っているんですかねぇ」などと、なんだかイマイチな反応。首を傾げられたので、米津玄師は無名なアーティストに入るでしょうか。新曲の『ピースサイン』はアニメ主題歌ですし、『アイネクライネ』なんか名曲なのに……。

やめときゃいいのに、ここで「ポカリスエットのCMソングも手掛けていましたよ」と魅力を力説。苦笑いしながら「テレビ見ないので……」と言われ、そこで会話が終了。登山好きな男性に、音楽トークはNGなのかもしれません。

まとめ
元々、全く運動をしないので、登山の途中で体力の限界を感じてしまいました。山コン参加するときは、あらかじめその山に登ってみてからの方がいいかもしれません。

この石像あたりで無言になってきたので記念に撮影しました。

ただ、山にいると開放感があり、素の自分が出しやすいです。想像以上に和やかで、「これなら隔週で参加してもいい」と思うくらい楽しめました。

道中、脳みそにある知識をかき集めてアウトドアトークを心がけましたが、ほとんど知ったかぶりなので盛り上がらず……。熊対策や突然の雨はどうするかなどの登山あるあるもよくわからなかったので、初心者は相槌を楽しそうに打つことが大事だと思います。

ちなみに下山中ほかの参加者の方の会話にも耳を傾けていたのですが、元気な女性が多くて笑い声にあふれていました。場を盛り上げようと、男性持参の熊よけ鈴をいじったり、所持している資格を聞いて「すごいですね!」と絶賛したり。

無理に話すことはないのです。とにかく、ひたすら聞き役に徹しましょう。

ただ、会話ができても、気に入られるかどうかは別かもしれません。後編では、山コン参加時の注意点を中心にお伝えします。後編につづく。

【取材協力】※婚活パーティ・恋活イベントのハートカフェ http://heartcafe.jp/