人見知りしてしまう人間がいるように、動物にもシャイな種類がいます。意外にも、それがチーター。怖いと思われていることも多いけれど、ライオンやハイエナと一緒に運動をさせようとしても、馴染めないことが多いのだそう。

そこで、米オハイオ州の「コロンバス動物園&水族館」では、ずっと昔からラブラドール・レトリバーをチーターの相棒にしているというのです。

初対面は生後2ヶ月から
「これからよろしくね」

チーターのEmmetと、ラブラドール・レトリバーのCullenは、生後2ヶ月から生活を共にし始めました。野生のチーターは、日中狩りをすることで運動不足を解消したり、ストレスを発散しているけれど、動物園で全く同じ状況をつくることはほぼ不可能。神経質なチーターが動物園で暮らしていくことは、実はとても難しいことなのです。

Emmetが精神を安定させ、社会性を学ぶためのサポートをするのがCullen。穏やかで陽気な振る舞いを、チーターは犬から学ぶそうです。

「例えばパーティーに行って、全く知らない人たちに囲まれたら萎縮してしまう人だっているでしょう?超フレンドリーな友達が隣にいたり、共通の知り合いがいないと、仲良くしたくてもなかなか難しい。犬はまさに、その間に立ってくれる存在なの」。

「僕たち、人気者なんです」

先輩犬のCash(左)とCoby(右)

一緒に成長してきたMishとCash

チーターの相棒に犬が適していると判明し、初めて一緒に飼育されたのは1980年代「サンディエゴ動物園」だと言われています。

コロンバス動物園は、なかでも人懐こくて優しい性格であるラブラドールを昔から相棒に選んでいて、チーターだけではなく、イノシシやバンビと一緒に過ごすこともあるのだとか。

今や「サポート役」の域を脱して、一躍動物園の人気者になっています。

Licensed material used with permission by Columbus Zoo and Aquarium & The Wilds