糖質制限ダイエット/ロカボが大ブームの中、禁止メニューを食べられるようにしてくれる強い味方として、実践者が足を向けて寝られない“ファミマでライザップ。”シリーズ。今度はカップ麺『RIZAP 辛豚骨ラーメン』で禁断をまた一つ解除。さて、その味は?

■惣菜パンからスタートし、シュークリーム、グミを乗り越えて、ついにラスボスメニュー”ラーメン”へ!

 

糖質制限ダイエット/ロカボ実戦で、日本人が一番苦しむのが国民食のラーメンだ。ご飯やパンは我慢できてもラーメンは…、と櫛の歯が抜けるようにダイエッターがくじけていく原因の大半は、甘いものか、もしくはこのラーメンだ。

そのラーメン問題を解決すべく立ち上がったのが、”ファミマでライザップ。”で、明星食品とともに作り上げたのが『RIZAP 辛豚骨ラーメン』(84gうち麺57g・希望小売価格 税抜249円・2017年6月27日発売)

「辛ラーメン」は韓国の農心による定番インスタントラーメンブランド。1980年代後半に誕生し、日本にも当初は輸入品として登場し、その爆発的な辛さで評判を日本でも流行、今は農心ジャパンが設立されて定着している。

さて、糖質制限下の人々がラーメンを食べたいと思った時に困るのは、スープというより麺である。脂肪分はノーカウントという糖質カットの特質から、スープの味再現は砂糖などの余計な調味料を使わなければ比較的容易である。もちろんタンパク質は大歓迎なので、チャーシューも甘辛に味付けしなければ問題ない。

大問題は麺。古くあるのはこんにゃくラーメン。文字通りこんにゃくを使用して麺の代わりにしようということだが、およそ似ても似つかぬものになる。そもそもスープを吸収せずに弾くというこんにゃくならではの特性が邪魔をする。

そして近年日々発達しているのが、大豆を原料にした低糖質大豆麺。同時に糖質ノーカウントの食物繊維やおからを混ぜ込むなどして、何とか小麦粉ベースに近づけようと工夫しているのだが、なかなかうまくいかない。

 

 

この『RIZAP 辛豚骨ラーメン』もまた、食物繊維を増やして糖質カットを実現したノンフライ麺を使用している。辛さが特徴の辛ラーメンの流れをくんだ濃厚豚骨スープで、大豆ベースの食物繊維を練りこんだ麺が絡むというのは、理論的には美味しく召し上がれそうなのだが…。

湯入れは3分。博多ラーメン的な真っ白ストレート細麺を採用。そこに思うより立派なチャーシュー、ネギ、キクラゲを投入して待つ。

3分経ったら、まず麺をほぐす。ノンフライ麺はスープを入れた後ではほぐれにくいので、この段階でしっかりほぐしておこう。どことなく粉っぽい香りと、通常のラーメンぽくない麺の動きが少し気になる。

まずは粉末スープを投入。ドロドロの豚骨スープの出来上がり。そこに辛ラーメンならではのオレンジ色を追加する唐辛子オイルたっぷりの液体スープを投入して完成だ。

見た目は博多ラーメンをラー油たっぷりにアレンジしたよう。見るからに美味しそう。さあスープを飲もう。唐辛子オイル(ラー油)の辛さと豚骨スープのクリーミーさが抜群の旨味を放っていて、たまらなくうまい。

そして問題の麺にいく。うーん、これは微妙。大豆麺的なざらつきを感じる麺。粉たっぷりの博多ラーメンの細麺でも同じような感覚を多少抱くことがあるが、これはやはりラーメンの麺としてはワンランク下。雰囲気がバッチリ出来上がってるが故に、非常に惜しい。

しかしこれは記者が糖質制限をしていないから、という背景が大いに絡んでくる。普段から小麦粉たっぷりのラーメンを食べている環境下なのである。糖質制限実施中の人にとっては、これでもかなりラーメン気分は味わえるはずだ。

というのも以前糖質オフを実践時、大豆麺には随分と助けられた記憶がある。コスパも悪いし、ブランドによってクオリティーも違う。ただ糖質カット期間が長いと、それなりに本来のラーメンの味を忘れかけるのも確か。そこにこうした大豆麺で上書きすれば、ストイックな人にとっては十分なのだ。

 

 

しかもそれがファミリーマート(サークルK、サンクス含む)限定とはいえ、コンビニで手に入るというのも画期的。糖質制限ライフ実施中の人にとっては、シュークリーム、グミに続く画期的な糖質オフメニューなことは確か。さすが”ファミマでライザップ。”、数量限定などと言わずに、レギュラー化してもらいたいものだ。

 

 

ちなみに一杯で糖質は18g。ロカボ系なら十分な糖質オフぶり。スーパー糖質制限でも一食20g以内だから、対応できる優れたカットぶりだ。