バルト三国のうち、もっとも北に位置するエストニア。首都のタリンは旧市街全体が世界遺産に登録されています。フィンランドのヘルシンキからフェリーで日帰り旅行ができることもあって、ますます多くの観光客でにぎわっています。

タリンを訪れるならぜひ足を運んでみたいカフェが、伝説的なパンケーキハウス「コンプレッサー(Kompressor)」。

観光地である旧市街の真ん中にありながら、地元の人々からの支持も厚い大人気店。お昼どきともなると、注文カウンターに行列ができることも珍しくありません。

このお店の人気の秘密。それはパンケーキ。エストニアではパンケーキはとても身近な存在で、おやつとしてだけでなく、朝食やランチなど、さまざまな場面で登場します。現地のコンビニでは、チーズやハム、あるいはジャムなどを挟んだパンケーキロールが売られているほど。

コンプレッサーでは、多種多様なボリュームたっぷりのパンケーキを、リーズナブルな価格でいただくことができます。タリンの旧市街の中心、ラエコヤ広場のほど近くにありながら、落ち着いた静かな通りにそのお店はあります。

あまり目立たない外観ですが、カエルをモチーフにしたユーモラスな壁画や、イラストが施されたフライパンなどで飾られた店内は、ポップな雰囲気。

アンティーク風のテレビも設置されており、ヒップでありながらどこかレトロな空気も漂っています。

フルーツやチョコレートなどを使ったデザート系はもちろんのこと、ハムやチーズ、ツナなどを使った食事系のクレープもあり、ランチからティータイム、ディナーまで幅広く利用できます。

値段も手ごろで、パンケーキは一品4.2〜5ユーロ程度。外食費の高いタリンの旧市街にあって、この価格はとても良心的です。「5ユーロでお腹がいっぱいになる店」として、若者を中心にタリンっ子からも愛されているんですよ。

ちなみに、パンケーキの人気トップ3は、ベーコンとスモークチーズ、チキンとクリームチーズ、ラズベリーとコンデンストミルク。メニュー選びで迷ったら参考にしてみてください。

サラダやスープなどの軽食メニューもあり、パンケーキに一品プラスすれば、立派な食事になります。

カウンターで注文と支払いを済ませ、ドリンクはその場で受け取り、料理は後から運ばれてくる半セルフサービス方式。気負わずに利用できるこの気軽さも、人気の秘密かもしれません。

サイドメニューのおすすめが、マッシュルームスープ。マッシュルームが香り立つクリーミーなスープは、ほっとするような優しい味わいです。

さて、続いては主役のパンケーキ。「パンケーキ」と聞くと、丸くてふわふわした姿を想像しますが、こちらのパンケーキはむしろ厚みのあるクレープといったほうがいいかもしれません。

こちらは、チェリーとココナッツクリームのパンケーキ。フルーティーなチェリーソースと、甘さ控えめのカスタードクリーム、さわやかなココナッツクリームがあいまって、どこか懐かしさを感じさせる絶妙な甘さに仕上がっています。

パンケーキの表面にドライココナッツがトッピングされているので、ココナッツ独特の食感や香りもあわせて楽しむことができますよ。

写真では伝わりにくいですが、しっかりとした重さのある生地なので、実際に食べてみるとボリュームたっぷり。ちょっとしたデザートのつもりで来たら、食べきれなくて困ってしまうかもしれません。

食事として食べるか、食後のデザートとして食べるなら2人でひとつをシェアしたほうがよさそうです。

観光客にも地元っ子にも大人気のコンプレッサー。タリン旧市街で、おしゃれかつ気軽に食事を楽しむならここで決まり。昼食どきは混雑することが多いので、スムーズに利用するなら開店後早めの時間が狙いめです。

Post: GoTrip! http://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア

お店 コンプレッサー(Kompressor)
住所 Rataskaevu 3, 10123, Tallinn
電話 +372 646 4210
営業時間 11:00〜23:00
http://kompressorpub.ee/?lang=en