【ハンブルク聯合ニュース】ドイツを訪問している韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は8日、主要20カ国・地域(G20)首脳会議の第4セッションで、「保健・医療分野についての人道的支援は政治的状況と連携させてはならない。韓国は北の乳幼児の栄養失調問題に注目している」と述べた。
 また、国際社会の対北朝鮮制裁の枠内で体系的かつ厳密なモニタリングとともに、支援が行われるよう国際機関や民間団体と協力していく意向を表明した。
 文大統領は「今年の国連報告によると、北は人口全体の41%、とりわけ5歳未満の子どもの28%が栄養失調状態」と北朝鮮の現状について説明した。
 文大統領の発言は、北朝鮮の核・ミサイル問題があるものの人道的な面から、限られた範囲内での対北朝鮮支援は行われるべきだとする持論から出たものとみられる。
 このほか、世界的な保健分野の危機に対応するための国際協力が必要と訴えた上で、韓国は世界保健機関(WHO)の緊急対応基金に積極的に寄与すると強調。世界の難民問題解決に向けた努力にも賛同する考えを示した。
 気候変動対策を巡っては、地球温暖化対策の新枠組み「パリ協定」を忠実に履行していくとし、気候変動の影響を受けやすいアフリカに対する支援の構想を支持する姿勢を表明した。
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