DF
22 西 大伍 6
右サイドからのミドルパスが冴えわたる。伊東が入ってからは中盤に入り、果敢に前を向いてボールを運んだ。
 
20 三竿健斗 6
相手に寄せられても慌てず味方に預けるなど、ビルドアップに貢献。人に強いディフェンスでも力強さを見せた。
 
3 昌子 源 6
奪えなければ前を向かせないなど、状況に応じた守備戦術が光る。32分には意外性のあるミドルを放ったが、これは枠を捉えられなかった。
 
16 山本脩斗 5
橋本に競り負けて同点ゴールを許す。キープも不安定で、攻撃参加も少ない。この日は本来の実力を出せたとは言い難かった。
 
MF
6 永木亮太 5.5(62分OUT)
ルーズボールの処理は安定。精力的に動き回りながらミドルゾーンで存在感を放ったが、後半はややトーンダウン。
 
4 レオ・シルバ 5.5
連戦の疲れからか、いつものダイナミズムは鳴りを潜めていた。コントロールミスと橋本への緩いマークで逆転弾を許した。
 
25 遠藤 康 5.5(77分OUT)
右サイドで起点となり、後半の途中からは中央でプレー。チームメイトの良さを引き出したが、ラストパスの精度が低かったのが減点材料に。
 
11 レアンドロ 5.5
激しいフィジカルコンタクトで球際では簡単に負けず。力強いドリブルで局面を打開したが、周囲との連係は今ひとつだった。
 
FW
33 金崎夢生 6(86分OUT)
鋭い動き出しと高いキープ力で前線を活性化。交代するまで、チームが苦しい時こそ戦う姿勢を貫いた。
 
MAN OF THE MATCH
7 ペドロ・ジュニオール 7
こぼれ球に素早く反応してヘッドで先制点をゲット。さらに勝点1をもたらす豪快なシュートを叩きこんでみせる。チームを敗戦から救う仕事ぶりを評価して、MOMに選定。
 
交代出場
DF
24 伊東幸敏 6(62分IN)
右SBでプレー。できるだけ高い位置を取り、好機を演出。狭いスペースでも中に折り返す優れたクロス技術を見せた。
 
MF
8 土居聖真 -(77分IN)
2列目のセンターに入る。巧みに空いたスペースを見つけてボールを出し入れし、ポゼッションを高めた。
 
FW
9 鈴木優磨 -(86分IN)
限られたプレータイムの中で、エリア内でスタンバイ。ロスタイムに伊東のクロスに合わせようとしたが、シュートは打てなかった。
 
監督
大岩 剛 6
後半途中に4-1-4-1にしてから同点弾が生まれ、ドローに持ち込む。連戦の中で厳しい戦いを強いられたが、価値ある勝点1を掴んだ。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。