黄金期を知るミランOBが古巣の大型補強に苦言 「トッププレーヤーと契約していない」

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辛口で知られる元クロアチア代表MFボバン氏 古巣の補強策に疑問投げかける

 新シーズンに向けてACミランは大型補強を展開している。

 ビジャレアルからアルゼンチン代表DFマテオ・ムサッキオ、ヴォルフスブルクからスイス代表DFリカルド・ロドリゲス、ポルトからポルトガル代表FWアンドレ・シウバ、レバークーゼンからトルコ代表MFハカン・チャルハノールら実力者の補強に次々と成功している。

 だが、黄金時代を知るミランOBは、チャイナマネーを背景に移籍市場に1億ユーロ(約130億円)近い資金を投入し、名門復活への道を突き進もうとする古巣に苦言を呈している。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じた。

 ミランでセリエA優勝3回、UEFAチャンピオンズリーグ優勝1回に貢献し、黄金時代の1991年から2002年まで活躍した元クロアチア代表MFズボニミール・ボバン氏は辛口で有名だが、古巣に疑問を投げかけた。

「ミラン? 彼らは僕に確信を与えてくれない。彼らは本当の意味でトッププレーヤーと契約していない。私はサン・シーロでは最高の選手を見たいんだ。サン・シーロでの活躍は常に難しいからね」

 FIFA(国際サッカー連盟)の副事務局長を務めるかつての名司令塔はこう語った。今季限りで退団した日本代表FW本田圭佑に対しても厳しい評価をこれまで下してきたが、今季ミランが獲得した選手も「トッププレーヤーではない」との見解を示している。チャルハノールは“ブンデスリーガ最強FKキッカー”との呼び声も高いが、ボバン氏の審美眼に叶う選手ではなかったようだ。ミランOBとして、本拠地で輝ける一流選手の到来を心待ちにしている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images