ツール・ド・フランス、第7ステージ(トロワからニュイサンジョルジュ、213.5キロメートル)をまとめたコンボ写真(2017年7月7日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ツール・ド・フランス(2017 Tour de France)は7日、第7ステージ(トロワからニュイサンジョルジュ、213.5キロメートル)が行われ、クイックステップ・フロアーズ(Quick Step Floors)のマルセル・キッテル(Marcel Kittel、ドイツ)が、自身のキャリアで「最短」となるわずか6ミリメートルの差でスプリント勝負を制し、ステージ優勝を飾った。

 この日のステージを5時間以上かけて走破した後、ツールの公式データによるとキッテルはディメンション・データ(Dimension Data)のエドヴァルド・ボアッソン(Edvald Boasson Hagen、ノルウェー)をわずか0.0003秒差で抑え込んだ。3位にはチームサンウェブ(Team Sunweb)のマイケル・マシューズ(Michael Matthews、オーストラリア)が続いた。

 しかしながら、キッテルはそういった接戦に縁があり、昨年大会でもディレクトエネルジー(Direct Energie)のブリアン・コカール(Bryan Coquard、フランス)を写真判定の末に下していた。

 29歳のキッテルは「キャリアの中でも確実に最も接戦での勝利だった。去年コカールに勝ったときよりも接戦だ。6ミリで多くの歓喜と大きな失望が決まる。その6ミリを得るために、しっかりと自転車を前に出せたのは本当に満足だ」とコメントした。

 今大会3勝目を挙げ、エリック・ツァベル(Erik Zabel)氏が持つドイツ出身選手の最多勝利記録の12勝に並んだキッテルは、ポイント賞首位のマイヨ・ヴェール(グリーンジャージー)をFDJのアルノー・デマール(Arnaud Demare、フランス)から奪い返した。スタート前にデマールに27ポイント差をつけられていたキッテルだったが、ステージ終了後は逆に15ポイントの差をつけている。

 現在首位に立つチームスカイ(Team Sky)のクリス・フルーム(Chris Froome、英国)ら総合上位にとっては、穏やかな一日となった。

 会見でフルームは、「今日は事件も何もなかった。総合を争う選手たちは週末、そして山岳コースのことを考えていた」とコメントしている。

「明日(8日)は厳しいステージだけれど、日曜日(9日)は総合順位に変化をもたらすようなステージになるだろう。明日は20キロ〜25キロの大きな上り坂があって、少し入れ替わりがあるかもしれない。そして日曜日にはもっと大きなものが、ゴール前のモン・デュ・シャ(Mont du Chat)のアタックが立ちはだかることになる」

 総合争いではフルームのチームメートのゲラント・トーマス(Geraint Thomas、英国)が12秒差の2位をキープし、アスタナ(Astana Pro Team)のファビオ・アール(Fabio Aru、イタリア)がフルームと14秒差の3位につけている。
【翻訳編集】AFPBB News