迷える皆さま、お元気ですか?最近の私は、ひとつの恋が終わって、ノリでヘアスタイルを丸坊主にしたことがちょっとした事件かしらね。丸坊主にすることについて、珍しく夫が大反対したんだけれど、“絶対にやるの!様々な未練と髪に宿った女の業を断ち切るの!”って押し切って2mmの長さに切ってやったわ。美容師さんもびっくりしてたわよ。

そしたら、神々しくなったみたいで、朝起きると夫が枕元で私のことを拝んでいるわけ。お坊さんみたいでありがたいから、だって。でもさ、丸坊主にしてもいいことないのよ〜。冷房で寒いし、頭は熱いし。でも、アタシのところにつきまとっていた、謎の殿方たちは皆キレイにいなくなったわ。あとは頭を洗うのがラクね。

ストーカーでお悩みの方は、ぜひやってみるといいわよ!丸坊主にすれば、きっとみんないなくなるから!

さてさて、今回のお悩みは……高田晴恵さん(34歳・公務員・仮名・独身)から。

「こんなこと、誰にも言ったことがないし、親も元彼も誰も知りませんが、私はずっと深刻な摂食障害で悩んでいます。小学生の頃からぽっちゃり体型で、“デーブ高田”とか“ブタ晴恵”とか馬鹿にされて、太っているからバカにされると思って、必死で勉強して常に学年トップクラスをキープ。

家に帰っても、ほっそり体形の妹と比べられ、母からは“晴恵が太っているから、近所の人から母親としての管理能力を問われて恥ずかしい”とか“おでぶちゃんな娘には服も買いたくない”と言われ続けていました。学校の先生、塾の先生、友達、初恋の人……みんなにデブだとバカにされてきて、小学校5年生くらいから食べては吐くようになりました。今でも、食べたものはほとんど吐いており、160cm・49kgを維持しています。

26歳からひとり暮らしをしてから、食べ吐きが止まらず、給料のほとんどが食べ物に消え、それを吐き出している始末。恥を忍んで心療内科や精神科、専門クリニックに通院中ですが、改善の兆しがあまり見られず……。私はいったいどうすればいいのでしょうか。このままでは結婚さえもできません」

 摂食障害に悩むアラサー女子に、千秋からのアドバイスとは?

まあ!晴恵さん!あなたは素晴らしい前進をしたわ!私に摂食障害を打ち明けるだけでも、相当大変だったと思うの。

でもね、あなた自分のことを特別だと思っているかもしれないけれど、あなたのようなバックグラウンドを持ち、摂食障害に悩む人は、たーーーーっくさんいてよ。私もよく相談を受けるもの。本人が来ることもあれば、母親、父親、兄弟……みんな家族のことを心配して私にこっそり聞いて来るの。だから晴恵さんの場合も、親は知ってて知らないフリをしているかもしれないわよ。

まあ、摂食障害は命に関わる場合もあるから、専門医のところに行ったことがない人には“医者の所に行きなされ”と言うんだけれど、晴恵さんは専門医のところに通院中だから、その上で相談にお答えするわね。

まず、あなたはスリムボディーを維持しないと愛されないという強迫観念と、母親からの期待に応えなくてはならないという思いが強いと思うの。これは、自分で自分に強烈な呪いをかけているような状態よ。

自分で自分に呪いをかけている人は、なかなか人生が思い通りに進まないものだけれど、あなたは猛勉強して一流大学に行って、公務員になっている。もう超努力の人!よく頑張ったと思う。あなたは立派よ!!でもそれって本当に自分がしたいことだったの??もしかして、親にほめられたり、世間様に自慢の娘だと親が言われて鼻高々になってほしいがためにやっていないかしらん??

食べて吐くって、リストカットと似ているのよね。なんかこう、自分を苦しめている感じがするの。食べないと生きていけないのに、それを吐く。財布も自分の体も痛めつけ、そんな自分に嫌悪を感じて、同じことを繰り返すというね。ホントにそういう人、多いのよ。いつもは誰からも非の打ち所がない好人物で、仕事がデキる。でも家に帰ってひとりになると、自傷的な行為を繰り返してしまう。誰かに感情をぶつけることなく、ひとりで静かに苦しんでいる。もうそんな晴恵さんを想像すると、抱きしめて添い寝したくなるくらい愛しくなるわ!!え???いらないって??あら魔〜そうよね。坊主頭の40女に添い寝されたらホラーだわよね(笑)。

さて、最後に、私がアドバイスするなら、あなたがやりたいことを実行しなさいということ。例えば、ホントに着たい服を着るとか、突発的に海外旅行に行くとか、条件度外視で燃えるような恋をするとか、夜中にドライブに行くとか、いきなり仕事を休んで、日帰り旅に出てみるとか……なんでもいいから、今思いついたことをやってみるのよ。

あ、でも坊主頭はやめたほうがいいわよ!暑いし寒いしモテないし、いいことないわ!

あとはすさまじく手の込んだ食事を自作して、食べてみるとか。いい食材や手の込んだ料理は、おいそれと吐かないはずよ。自作のおからコロッケとか、限定米を使用した鳥ゴボウ炊き込みご飯とかね。あ、イワシやアジなどの魚は、自制心を強めてくれる開運フードよん。

摂食障害に苦しんでいる人って、誰かのために生きている人が多いの。親のため、会社のため、世間のため、社会からの評価のため……あなただけの人生、あなただけのものよ。晴恵さんの人生は、誰のものでもないの、自分のものなの。

晴恵さんはピザのMサイズを2枚オーダーして食べたこともあるとか。食べたときの強烈な快楽がクセになって……と言っていたけれど、「そんな人、いっぱいいるわよ。あなただけじゃないわ」と千秋。

責任感が強いほど、自分で自分にかけた呪いを説くのは大変かもしれないわ。でも、晴恵さん、あなたならできるはずよ! がんばって頂戴!