インタビュー!『カーズ/クロスロード』監督、プロデューサーが製作の舞台裏を語る

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レーシングカーであるマックィーンの成長を描き、日本でも大人気シリーズとなった『カーズ』シリーズ。その最新作『カーズ/クロスロード』(7月15日日本公開)のPRのため来日した、ブライアン・フィー監督とアンドレア・ウォーレン共同プロデューサーに本作の魅力について語ってもらった。

■ブライアン・フィー監督
実は本作で初めて監督に主任したブライアン監督。以前は『カーズ2』(11)、『レミーのおいしいレストラン』(07)、『ウィーリー』(08)でストーリー・アーティストとして活躍していた。初めての監督業を振り返って、「本当に自分はとてもいい経験をさせてもらったよ。とんでもなく大変なことだったけど。でもスタジオから素晴らしいサポートをしていただいてやり通すことができた。手掛けたことがない、やったことがないかっていう恐れが障害にならないようにすべてを学んだ。他の監督たち、ジョン・ラセター(トイストリーシリーズ、前作カーズの監督)ともたくさん話した。スタジオによって僕は助けられ、この作品が完成したよ」と共に作品を作り上げたスタッフに感謝を述べた。本作では、エンディングをどうするかかなり迷ったようで、「今回はエンディングを何度も何度も練ったよ。数得ることができないくらいのパターンがあった。その中で一番僕らが伝えたいことがベストに伝わるのがこのエンディングだということに行きついた。マックィーンにとってこれは必ず通らなきゃいけない道だったんだ。そしてもう一人、クルーズの物語であること。自分に居場所がなかったり、自信を持てない子のために見てほしいと思ってつくったよ。ここが決まったら後の演出は他の部分と変わらずに最善の形で物語を伝えるようにしたんだ」と語り、試行錯誤の上に辿り着いたエンディングに大きな自信があると語った。

■アンドレア・ウォーレン共同プロデューサー
アンドレアも、実は長編作品にプロデューサーとして携わるのは初めて。以前は『ファインディングニモ』(03)などでデジタルペインターとして活躍。彼女は本作の製作を振り返り、「大きくて楽しいチャレンジだったわ。取材はすごくしたわ、ピクサーでは本当に取材を重要視するの。レースの話だからいろいろなレースを世界に見に行った。アメリカ南部に行って、補正されていない、泥の道のレースショーに見に行ったりもしたわ、それだけじゃなくて実際に乗ったりもしたの。そしたらドライバーさんはどうやってこんなことができるのか驚いて感動したわ。実際に話も聞いて、実はキャラクターにも声をあててもらってるのよ」とハンドルを回すジェスチャーをしながら取材を振り返っていた。クルーズという新しい女性の車のキャラクターを通し、「マックィーンと真逆のキャラクターを出そうってことになったの。若くて明るいのに自分に自信がない。この二人をペアにしたらおもしろいってことになったわ。その製作の中でどんどんとクルーズに深みを持たせようってなった。私が素晴らしいと思っているのは、二人が影響しあってお互いに成長してることね」と語り、クルーズのキャラクターがとても気に入ってるようで、人形を抱きながら微笑んでいた。

5年という歳月をかけ完成した『カーズ/クロスロード』。製作サイドの努力と作品への愛が感動の物語を作り上げていた。

■『カーズ/クロスロード』
2017年7月15日(土) より全国ロードショー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(c) 2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.