過激派組織「イスラム国」のイラク最大の拠点とされ、およそ3年にわたり、ISが支配し続けてきた第2の都市モスル。

IS支配の象徴とされたモスクをイラク軍が制圧するなど、モスル奪還作戦は大詰めを迎えている。

実際、街の様子は今どうなっているのか?

そんな疑問に答えてくれる写真が画像共有サイトImgurで公開されている。

例えばこちら。

FrenchPressBenchPress/Imgur

イラクの連邦警察が、モスル旧市街でISに向け発砲しているところだそう。

こちらは、同じく旧市街の劇場の様子をうかがう連邦警察。

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劇場内には爆破装置が仕掛けられている可能性があるそうだ。

これらは米ワシントン州出身で、主に戦闘地域で活動する写真家Kainoa Little氏が、モスルの奪還作戦に同行し目にした光景である。

同氏はカメラを手に、戦闘地域で常に危険と隣り合わせで作品を残すも、メディアは写真を買ってくれない。

だったら思い切って「自由にシェアしてくれて構わない!」と、今回モスルで撮られた写真をImgurで公開した。

FrenchPressBenchPress/Imgur

実際、投稿には「どうせ誰も買ってくれないだろうから、無料でどうぞ。2017年モスル」とあり、半ばヤケクソと思えなくもないが、これが逆に大きな注目を集める結果に。

多くの人の目にとまり、閲覧数は45万回を超え、一部の海外メディアでも取り上げられた。

完全な奪還が近いとされるモスルの現状を、同氏の写真を通して見てみよう。

■旧市街の劇場内に足を踏み入れる連邦警察

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この直後、館内に隠れていたIS兵士と銃撃戦に。

■モスルから逃げ出す市民と、戦いに向かう戦闘車両

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■戦闘から逃れる人々

FrenchPressBenchPress/Imgur

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■狙撃された人を救護する人々

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同氏の写真を見る限り、モスルでは依然混迷が続き、平和には程遠い印象を覚える。

これらの写真は、「あなたは勇敢なカメラマンだ」「とても力強く、心が痛む写真ばかり」「何で売れないのか不思議」「公開してくれてありがとう」「恐ろしさと美しさが共存している」「戦争って本当に嫌」等々、人々の心を揺さぶっている。