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牛乳と混ぜるだけでできるフルーチェは、誰もが一度は食べたことのある定番デザートですよね。基本の作り方で食べるのもいいですが、ひと手間加えて新しい楽しみ方を開拓する人が続出しています。

凍らすだけで「果肉入りアイス」の完成

最も簡単なアレンジは、フルーチェを凍らせるというものです。これだけで果肉入りのシャリシャリアイスができあがります。

フルーチェをそのまま凍らせてから牛乳を加える方法と、先に混ぜてから凍らせる方法と2通りあるようです。レシピ投稿サイトでは、アイスキャンディー専用の型でスティック付きにしたり、市販のビスケットにサンドしたり、ミキサーにかけてジェラート風にしたりと、さまざまなアイデアが見つかりました。

本家・ハウス食品のフルーチェ公式サイトを見ると、50種近いアレンジレシピが掲載されていました。中でも「ひんやりフルーチェムース大福」は、まさかの和菓子に変身です。せっかくなので、作り方を紹介しましょう。

雪見だいふく買った方が......なんて言わないで

調理時間は30分。大福8個分の材料と作り方がこちらです。

材料

・イチゴ味のフルーチェ 1箱
・牛乳 100ミリリットル
・生クリーム 100ミリリットル
・白玉粉 120グラム
・砂糖 大さじ4
・水 230ミリリットル
・片栗粉 適量
※イチゴ 好みで

作り方

(1)ボウルで生クリームを8分立てにする。

(2)別のボウルにフルーチェと冷たい牛乳を入れて、スプーンでとろりとするまで手早く混ぜる。

(3)泡立てた生クリームを少しずつ加えて混ぜ合わせたらムース生地の完成。8等分に分けてラップで茶巾状に包み、冷凍庫で冷やし固める。

(4)耐熱容器に白玉粉、砂糖を入れて混ぜる。

(5)水を少しずつ加えて、ダマをつぶしながら、なめらかになるまで混ぜる。

(6)ラップをふんわりかけて、電子レンジ600Wで約1分40秒加熱し、ゴムベラで全体をよく混ぜる。

(7)再びラップをふんわりかけて約1分加熱。半透明になったら全体をよく練り混ぜて、大福生地の完成。

(8)片栗粉を広げたバットに、大福生地をのせ、さらに片栗粉をかける。

(9)大福生地をやけどしないように注意しながら、手のひらで広げて冷まし、8等分に切る。

(10)切った大福生地で凍ったフルーチェムースを包めば大福の完成! 好みでイチゴを飾ると華やかな仕上がりに。

完成のイメージ画像を見ると、そこには「雪見だいふく」によく似た食べものが! でも、こちらは果肉入り。どちらが好みか、試してみる価値はありそうです。

フルーチェをアレンジしたひんやりスイーツは、夏のホームパーティーにぴったりです。高級スイーツをお取り寄せするより、むしろ子ども時代の思い出話で盛り上がっていいかもしれませんね。