マララ・ユスフザイさん。米ニューヨークの国連本部で(2017年4月10日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】女性が教育を受ける権利を訴えたため、2012年にイスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(TTP)」に頭部を銃撃され、2014年にノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)を受賞したパキスタン人のマララ・ユスフザイ(Malala Yousafzai)さんが7日、英国での学業を終え、「ほろ苦い」気持ちだとコメントした。

「今日は私にとって学校最後の日で、ツイッター初日です」と、彼女は新しく取得したアカウントに書いた。このアカウントには3時間で13万4000人のフォロワーがついた。

 今月20歳になるユスフザイさんは、2012年10月の銃撃の後に治療を受けた英バーミンガム(Birmingham)で学校に通っていた。

 パキスタンのスワト渓谷(Swat Valley)で女性の教育を受ける権利を訴えていたユスフザイさんは、試験を受けた後にバスで村へ帰る途中で撃たれた。それ以降、ユスフザイさんは世界的な少女の教育キャンペーンの象徴的な存在となり、2014年にノーベル平和賞を受賞した。

「高校卒業は私にとってほろ苦い」と、ユスフザイさんはツイートした。「世界ではとても多くの少女たちが学校に行けない状況にあり、教育を修了する機会も得られないかもしれません」

 それでもユスフザイさんは自分の未来について「興奮している」とし、「少女たちのための闘い」と続けると誓った。

 高校で優秀な成績を修めたユスフザイさんは、来月結果が出る一般教育証明書(GCE) 試験の上級課程で優秀な成績を取ることを条件として英オックスフォード大学(University of Oxford)に合格している。

 ユスフザイさんは哲学、政治学、経済学を学ぶコースを選んだ。多くの英政治家のみならず故ベナジル・ブット(Benazir Bhutto)元首相といった世界の指導者も輩出した名誉あるコースだ。
【翻訳編集】AFPBB News