本田が麻也が岡崎が絶賛…あらゆるポジションの選手がたどり着いた究極のシューズ「レビュラ」が新登場

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 ミズノは、“決定的なプレーを生み出すためのシューズ”をコンセプトにした新しいサッカーシューズ「REBULA(レビュラ)」を7月8日より全国のミズノ品取扱店で発売する。

 構想3年、開発2年。MF本田圭佑やDF吉田麻也、FW岡崎慎司といった日本を代表するトッププレイヤーはもちろん、日本全国の高校を回って部活生の生の声も聞きながら開発された「レビュラ」は、従来の考え方を大きく転換し、まったく新しいコンセプトの下に誕生した。

「スピードとボールスキル。この2つを“コントロール”するというのがレビュラのコンセプトです」とは、ミズノ株式会社グローバルフットウエアプロダクト本部のREBULA企画担当である水口聖裕氏の言葉だ。だれよりも早くスペースにたどり着くための「スピード」。その勢いを活かしたままボールをコントロールできる「ボールタッチ」。その2つを極めたシューズを目指し、開発はスタートした。

「時代の変遷とともにサッカーのスタイルはどんどん変わっています。サッカーが進化し、選手も進化している。だからこそ、僕らメーカーも進化しないといけない。現代サッカーに適応した新しいシューズが必要なのではないかと考え始めたのが、『レビュラ』開発のきっかけでした」

カンガルーレザーのアッパーが快適なフィット感を提供

 現代サッカーに必要な要素とは何か。世の中にはスピードに特化したシューズがあれば、ボールスキルに特化したシューズもある。ヒントになったのは、吉田麻也の何気ない一言だった。

「なぜ、その両方を兼ね備えたシューズがないのか。これまではみんなが違うシューズを履いていたけど、なぜそれぞれのシューズの良いところがバラバラなんだろうと。FWにクイックネスが大事なら、DFはそのクイックネスに対応しないといけない」

ソール、スタッドにも最先端の機能を搭載した

 他メーカーを見渡してもポジションやプレースタイルに合わせて開発することが多かった従来の概念を覆し、ミズノが長年積み重ねてきたテクノロジーを結集させることで、現代サッカーに求められる「スピード」と「ボールスキル」を両立させることに成功したのが「レビュラ」だ。さらに選手の足にフィットする「素足感覚」も兼ね備えた、まさに究極の一足。水口氏は言う。

「我々はポジションではなく、プレーにフォーカスしました。現代サッカーで試合を決定づけるプレー、シーンに着目し、導き出された答えが『スピード』と『ボールスキル』。その2つの要素をシューズに盛り込んだのが『レビュラ』です」

 以下はトッププレイヤーたちの言葉だ。ポジションが異なる彼らの要求をすべて満たそうと思ったとき、「スピード」と「ボールスキル」は切っても切り離せない関係にあることが分かる。

「競り合いでのボールコントロール、トップスピードでの駆け引き。現代サッカーでは、すべて高い次元で求められる」――本田圭佑

「常に裏を狙っている。一瞬の切り返しスピードとボールコントロールが勝負を決める」――岡崎慎司

「FWを抑え込むためには、FWに勝る瞬発力と、スピードが不可欠だ」――吉田麻也

「敵の攻撃を事前に察知して防ぐために、動き出しスピードが求められる」――阿部勇樹

「いかに素早くゴールに迫れるかがカギ。そのために瞬発力を最大限発揮できる機能が必要だ」――金崎夢生

「常に最終ラインの後ろを意識している。そのためにもDFと駆け引きして、翻弄できるキレがほしい」――武藤雄樹

 ポジションを超えたプレーが求められる現代サッカー。各ポジションにはそれぞれの“決定的なプレー”があり、それを支えるシューズとはどんなものなのか。試行錯誤の末に生まれたのが「レビュラ」だった。

「FWの選手は相手の裏に一瞬のスピードで飛び込み、かつ、そのスピードを殺すことなく、完璧なボールタッチができれば、試合を制することができます。サイドの選手なら、スピードに乗ってサイドを駆け上がり、そこにロングボールが来たときにピタッと止めるボールタッチがあれば、決定的なプレーにつながる。中盤の選手には、狭いスペースでの一歩の動き出しのスピード、そこでの丁寧なボールタッチが求められます。

「レビュラ」の開発秘話を語る水口聖裕氏

 DFの選手で言えば、“これは完全にやられた”という場面で一瞬のスピードで追いつき、ボールを奪って前につないでいくプレー。試合を振り返ったとき、『決定的なプレー』は一つだけでなく、ポジションに応じてたくさんあります。そういったプレーのすべてをサポートするというのが『レビュラ』に期待されている役割でもあります」

 では、具体的に「レビュラ」が誇る3つの画期的な先進機能を見ていこう。

【1】ターンの切れ味を高める、ねじれるソール「D-フレックスグルーブ」


 アウトソール中足部に搭載された斜め方向の屈曲溝が、高速ターン時の足の自然な蹴り出しをサポート。ターン時に足がより自然にねじれ、相手との競り合いの中で必要になる、スピードに乗った状態でのターンがしやすくなった。「バサラ」の「D-フレックスグルーブ」は1枚の樹脂だったが、「レビュラ」では「前足部に柔らかい樹脂、後足部に硬い樹脂を使うことで、よりねじれやすく、ダイナミックな動きをサポートします」(水口氏)と、さらなる進化を遂げた。

【2】蹴り出し力を効率的に伝える新設計スタッド「スタビライザースタッド」


 360度さまざまな方向へ高いグリップ力を発揮させるために、楕円形のスタッド形状を採用。中足部外側と後足部4本のスタッドは内部に硬い樹脂を搭載した構造となっており、蹴り出し時のスタッドの“たわみ”を約27%低減することで、蹴り出しのパワーをより効率的に地面へ伝える。従来のスタッドは地面についたとき、横方向の力に対してわずかにたわんでいたという。「つまり、パワーロスしてしまっているということ」(水口氏)。スタッド内部に硬い“芯”を付けることでスタッドがたわみづらくなり、蹴り出しのパワーが地面に伝わりやすくなることで、ダッシュや高速ターンをサポートしてくれる。

【3】繊細なボールタッチが可能な低反発アッパー「CT フレーム」


 アッパー内部にフレーム形状のクッション材を搭載。ボール衝撃時のクッション性を高め、スピードに乗った状態でも繊細なボールコントロールを可能にする。「低反発の枕を思い浮かべてもらえると、一番イメージしやすいかなと思います。低反発のスポンジをアッパー内部に入れることでクッション性を高め、丁寧なボールタッチをサポートしています」とは水口氏。「どの機能の開発にもすごく苦労しました」というが、その中でも最も悪戦苦闘したのが、このアッパーの構造だった。

「アッパー全面に低反発のスポンジを入れればクッション性は上がりますが、全面に入れると、その分、重量が増します。ミズノとして『軽量性』はどうしても譲れない部分。クッション性を担保したまま、どこまで低反発スポンジを入れることができるか。何度もチャレンジして、たどり着いたのが現在のフレーム形状です。フレーム形状にすることで屈曲性も増し、どの部位でボールに触れても柔らかいタッチ感が得られる構造になっています」

 また、天然皮革のフィッティングにこだわるブランドとしてカンガルーレザーの使用にこだわり、アッパーのかかと以外にカンガルーレザーを採用。本田圭佑が「素足でボールを蹴っている感覚に近い。足のどの部位に当たっているかが分かるので、タッチがより繊細になる」と絶賛したように、「フィット感、足馴染みの良さはどの選手からも好評をいただいた」と水口氏も胸を張る。

水口氏は「どの機能の開発にも苦労した」と語る

 一方で「カンガルーレザーの天然皮革に加工を施すのは難しい」のも事実。「カンガルーレザーの素材に中にスポンジを挟み、それを裏材でプレスするんですが、なかなかこのフレーム形状を出すことができなかった。数十種類、試した中で、この形状が出てくれたときは、涙が出るぐらいうれしかった」と振り返る。トライ&エラーを繰り返す中で生み出された「CT フレーム」。水口氏が「そうした思いの詰まったアッパー構造になっています」としみじみ語る、苦心と努力の結晶だった。

「スピード」「ボールスキル」、そして「素足感覚」。すべてを凝縮させて完成した「レビュラ」。現代サッカーに必要な要素を追求し、そのすべてを一足のシューズに落とし込んでいった。本田圭佑、吉田麻也、岡崎慎司。ポジションは違えど、彼らが追い求め、たどり着いた“到達点”は3人とも「レビュラ」だった。これからスパイクを選ぶ中高生へ、「ポジションではなく、プレーをサポートするという目線で選んでほしい」とメッセージを送った水口氏。足を入れてみれば、その“真意”は分かるはず。時代の最先端を行く「レビュラ」をまずは手に取ってみてほしい。

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