ドイツ北部ハンブルクで開催中の主要20か国・地域(G20)首脳会議に抗議し、バリケードを燃やすデモ参加者ら(2017年7月7日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】主要20か国・地域(G20)首脳会議(サミット)のためにドイツ北部ハンブルク(Hamburg)に滞在中のメラニア・トランプ(Melania Trump)米大統領夫人が7日、G20に抗議するデモが激化したため宿泊先から身動きが取れない事態に陥った。夫人の広報担当者が明らかにした。

 メラニア夫人ら各国首脳の配偶者がハンブルクで参加を予定していた行事は、デモの影響で大幅な縮小を余儀なくされている。

 DPA通信が報じたところによると、メラニア夫人は7日朝、ハンブルクの港を訪問する他の配偶者らに合流できなかった。各国首脳の配偶者らは気候センターを訪問することになっていたが、代わりにハンブルクのホテルで気候学者らによる説明を受ける予定。

 デモは夜通し行われ、警察は極左活動家らの中心勢力に放水銃や催涙ガスで応戦。警察官159人、不特定多数のデモ参加者が負傷した。抗議行動は7日未明に再開され、車両に放火し、窓ガラスを割るなどの他、警察のヘリコプターに照明弾を発射したり、カナダ代表団の車両のタイヤを切り裂いたりする活動家らや、警察に対抗して交通を妨害したり首脳らのサミット会場到着を妨害しようとしたりするグループもいた。

 7日に開幕したサミットには警備のために警官2万人、ヘリコプター、放水銃を装備した車両、監視用ドローンなどが配備されている。ドイツ全土、オーストリアから警察の応援部隊が派遣されているが、ハンブルク警察の報道官がAFPに語ったところによると、警察は増援追加を要請しているという。
【翻訳編集】AFPBB News