1日、日本を訪れた中国人観光客がその時の様子をつづっている。

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2017年7月1日、日本を訪れた中国人観光客がその時の様子をつづっている。以下はその概要。

今回出会った日本の現地ガイドさんは実に興味深かった。仕事に熱心で責任感もあり、ここ何年かの海外旅行中に出会ったガイドの中で一番素晴らしかった。日本文化の現在の状況をたくさん説明してくれたし、織田信長や豊臣秀吉から徳川家康、天皇から貨幣のこと、唐の時代の高僧・鑑真が日本に渡ったことや明治維新、さらには少子高齢化社会の現在の状況、居酒屋文化、神道や仏教の現状、3大神宮の行事など、ほんの数日の滞在ではあるが、ガイドさんのおかげで観光地の背景にある歴史的文化的な意味あいを知ることができた。

ガイドさんは、日本には愛国主義教育はないといい、子どもの頃から礼儀の教育がしっかり施されると話していた。古くさくても、形式だけでもいいのだそうだ。一方、私たちは子どもの頃から「少年先鋒隊」に始まる愛国主義の思想政治教育が学校で重視されている。かく言う私も思想政治に関する仕事をしている。誰がよくて誰が悪いのか考えさせられるところだ。

海外に出掛けると中国は本当に強くなったのだということを実感する。中国人の海外旅行中のマナー違反は何度も報じられているが、メード・イン・チャイナの国際的地位や中国人の購買力は疑う余地がない。平和な時代に生き、豊かさで満ち足りるようになると、今度はより高いレベルで精神的に満たされることを追い求めるようになる。祖国が私たちの強いバックグラウンドになったということだ。日本人から「Are you Chinese?」と言われれば、私は自信たっぷりに「中国人です」と言う。祖国の強さがそう言わせてくれる。

日本旅行に行くと愛国ではないと多くの人が批判するが、自分はそうは思わない。私は日本のアニメが好きだし、日本を旅行するが、だからといって私は国を愛していないわけではない。中国で日本の製品を壊してみたところで、愛国を示せるわけでもない。愛国は形ではないのだ。

グローバル化した経済や市場にあっては、優れた部分を学び取って不要な部分を捨て去り、長所を見習って短所を補うようにすれば、祖国の将来はさらに素晴らしいものになるはずだ。強い祖国が私に海外に行って視野を広げる機会を与えてくれていると感謝し、母の支えで旅行できるのだと感謝し、旅の間のできごとすべてが私のこの旅行を素晴らしいものにしてくれるのだと感謝する。これで旅が終わったわけではなく、ここが始まりなのだ。日本を離れる際、日本人のようにおじぎをした。「さようなら」ではなく、「See you again」と思いつつ。(翻訳・編集/岡田)