「ビーフよりチキン」も環境保護に、節約して貢献する7つの方法

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ドナルド・トランプ米大統領は6月、地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」からの離脱を発表した。そして、この決定を支持する米国民は全体の3割に満たないことが、AP通信社・全国世論調査センター合同公務調査センターの調査によって明らかになっている。また、ギャラップ調査によれば、地球温暖化の影響を懸念する国民は、65%に上る。

環境の変化は、すぐに成し遂げられることではない。だが、それでも以下に紹介するとおり、私たちが個人のレベルで、それもお金をかけずに、地球への影響を軽減するために実行できることがある。

・牛肉を食べない、食べる量を減らす

環境と冷暖房空調設備に関する情報を提供するウェブサイ「FurnacePrices.ca.」の編集責任者によれば、「食肉生産は、どちらかといえば資源消費型産業だ。特に牛肉の生産は、温暖化ガスの排出量も多い」。

「食べるのを牛肉ではなく鶏肉にするだけでも、効果はある。さらに、牛肉は値段も高い。やめれば節約にもなる」

・マグカップを持ち歩く

ほとんどのコーヒーショップは、来店客が持参するカップを使う形でコーヒーなどを販売している。そうした客には値引きを提供する店もある。消費者の安全に関する情報を提供する「ConsumerSafety.org.」の関係者は、「平日に毎日コーヒーを買うとすれば、年間260個ほどの紙コップを捨てることになる。プラスチック製のふたやストローも同様だ」と指摘する。水を飲むための紙コップも、自分の水筒やカップを使えば廃棄量を減らすことができる。

・紙の請求書をやめる

同じ「ConsumerSafety.org.」の関係者はインターネットを通じた請求書の発行サービスを利用することについて、「引き出しの中の書類が永遠に増え続けるよりも、面倒がない。また、紙の使用量と余計な郵便物を大幅に削減することができる」と話す。

・地元産のものを買う

サウスカロライナ州のコースタルカロライナ大学で持続可能性の問題について教える講師は地元産の食品を購入することについて、「あなたのカーボンフットプリントを減らすだけでなく、お金の節約にもなる」と指摘する。

「野菜は産地から購入者の自宅まで、平均およそ2410kmを移動する。地元農家の直売所などで購入すれば、輸送に必要となる燃料と、二酸化炭素排出量を削減できる」

・ファッションでは「ミニマリスト」を目指す

ある専門家は、「ファストファッション業界は適切に規制されておらず、同業界が廃棄する衣料品の量は、米国だけでも113万3900トンを超える」と話す。

「衣類の大半は言うまでもなく、労働基準や環境基準が整備されていない各国で染色され、縫製され、その上で出荷されている。これは、私たちが購入する衣服が大量の二酸化炭素を排出していることを意味する」

こうした国から輸入された衣類の購入を控えることができるかどうか、生産国にも注意を払うようにしてみよう。

・購入量を減らす

使い捨て製品の購入量を減らせば、捨てるものの量は減る。さらに、紙製品と加工食品の購入をやめたことで、3年間でそれぞれ1000ドル(約11万円)、7000ドルを節約できたという人たちもいる。

・電球をチェック

自宅の照明に使用しているのが蛍光灯、電球型蛍光ランプ、LED電球のいずれかであることを確認しよう。キッチンの天井に付いているのが、白熱電球のままかもしれない。それをLEDなどに変えることで、電球によるエネルギー消費量を75%減らすことができる。また、照明の寿命も4〜8倍に長くなる。