夏の中国に行くと、シャツを捲ってまるまるとした腹を出して歩く中高年男性をしばしば見かける。近ごろ、見苦しいとしてこの習慣を撲滅しようとの動きもあるようだが、今のところは健在だ。中国メディア・今日頭条は5日、この「腹出しルック」を日本でやると、警察に捕まる可能性があると伝えている。(イメージ写真提供:123RF)

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 夏の中国に行くと、シャツを捲ってまるまるとした腹を出して歩く中高年男性をしばしば見かける。近ごろ、見苦しいとしてこの習慣を撲滅しようとの動きもあるようだが、今のところは健在だ。中国メディア・今日頭条は5日、この「腹出しルック」を日本でやると、警察に捕まる可能性があると伝えている。
 
 記事は「夏の盛りになると、国内の街角では腹を出した人を見かける。腹を出して運転するドライバー、飲食店で腹を出して酒を飲む客、腹を出して串焼きを売る露天商、公園で腹を出しておしゃべりする暇な人。もはや夏の日の特別な風物詩となっている」と紹介した。
 
 そのうえで「品がないと思う中国人もいるが、腹を出している人が多いこと、出してはいけないという法律がないことから、みんな見て見ぬふりをし、文句を言う人も少ない。しかし、日本で腹を出している人はとても少ない。湿度が高い酷暑の日本なのに、どうしてなのか」と疑問を提起した。
 
 その理由として、日本人が公衆マナーを重んじるという要素以外に、腹出しが法律に抵触する可能性があると説明。軽犯罪法では「公共の場において他人が嫌悪する方式にて臀部や大腿部、その他の部位を露出した者」を処罰の対象とすると定められており、「上半身を含む体の一部を露出する」という行動に「他人に嫌悪感を抱かせる」という条件が加わって通報されると、逮捕される恐れがあると伝えている。
 
 中国の「おじさん」たちの「腹出しルック」が奇妙に思える大きな要因は、着ているシャツをわざわざ捲るという中途半端なビジュアルにあるように思える。いっそのことシャツを着なければ、奇妙に感じないかもしれない。ともあれ、中国で日常的に腹出しをしている人は、絡みつくような暑さの日本では間違いなく腹を出したくなるだろう。注意が必要だ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)