「タイプライターズ〜物書きの世界〜」に出演する西加奈子(C)フジテレビ

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【加藤シゲアキ・又吉直樹/モデルプレス=7月8日】かたや芸人、かたやアイドル活動をしながら、作家としての顔を持つ又吉直樹と加藤シゲアキの2人が出演する「タイプライターズ〜物書きの世界〜」(7月12日25:10〜/フジテレビ系)が放送される。

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2人がゲストに作家を招き、その知られざる素顔や執筆の裏側を探求していく同番組。6回目を迎えた今回は、西加奈子と中村文則を迎えた。

◆加藤シゲアキ「今年1番難しい仕事」


番組では、西のために又吉の好きな食べ物であるカレーを、又吉が実際に作って振る舞うことに。めったに料理姿を披露することのない又吉が野菜を切っている様に中村は「善良な妖怪が村人に恩返しするためになんかやっているみたいだよ」と笑いが止まらない。

また、加藤・西・中村の3人は、カレーが出来上がるまでの待ち時間に、又吉の著書「劇場」に巻く帯に載せるコメントを考える企画を実施。加藤は「僕が書くなんておこがましいって今まで断ってきたんです」と人生初の帯のコメントを「今年1番難しい仕事」だと悩みに悩んだ結果、西と中村から称賛される。

◆又吉直樹「犯人に説明したい」


そして、収録後半には、衝撃作と大きな注目を集めている西の最新刊「i」(ポプラ社)についてトーク。

同書の主人公は、シリア生まれで日本の裕福な家庭の養女となったが、自分が置かれている今の恵まれた環境に罪悪感を抱き、テロや震災が起こるたび、その犠牲者の数をノートに記入することで世界とのつながりを感じているアイ。彼女がさまざまな出来事を通して、自分の存在意義を見つけていく姿を描いている。

「i」で描かれる自己と世界のつながりについて、又吉が「ひとつひとつ世界で起こっている出来事の受け取り方みたいなものも、自分の身近で起こっていることに対しては感情移入できるけど、離れたことに対しては離れてるって思っている。でも、思うことって距離がないから、本当はすべてのことやすべての事件に、想像力がある限り感情移入できるはずなんですよね。そこに気付いてしまうとかなり生きづらくなると思うんですけど」と自身の想いを吐露。

すると加藤は、アリアナ・グランデのコンサートで自爆テロが起きた際に、ちょうどライブ中だったことを回顧。又吉は「犯人に全部説明したいですよね。あなたに使命感みたいなものがあったとしても、ここに、それぞれがどういう気持ちでライブに来てたのかっていうのを、この人はこうかもしれない、あの人はこうかもしれない、そういうのを聞いたら、そんなことできへんやろって、理解するまで犯人に説明したいですよね」と心情を打ち明ける。(modelpress編集部)

■三浦淳プロデューサー コメント


今回のゲストは西加奈子さんに加え、多忙な中村文則さんも駆けつけてくれ、タイトル通り色々なタイプのライターズが集う番組になってきました。それぞれの作品内容だけでなく、色々なテーマでそれぞれの考えや意見が飛び交い、作家さんたちの頭の中がいつもよりも垣間見られる内容になりました。

またNEWSの加藤シゲアキとピースの又吉直樹という2人も、こういった作家仲間のサークルに入ると、アイドルやお笑い芸人の顔でなく、自然と作家さんの顔になって、この番組でしか聞くことのできないコメントが飛び交っていました。今後はもっと作家さんたちのサークルを広げ、定期的に集まっては最近の出来事や面白い作品について、それぞれの価値観・世界観をたくさん聞くことができる番組にしたいですね。

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