“ミスター”鈴井氏がキャスティング至上主義に反撃

写真拡大

北海道テレビ放送制作の人気バラエティ番組「水曜どうでしょう」でおなじみの“ミスター”こと鈴井貴之氏、“藤村D”こと藤村忠寿氏が7月7日、都内で行われた鈴井氏によるプロジェクト「OOPARTS(オーパーツ)」の舞台「HAUNTED HOUSE」のDVD発売イベントに出席。壇上で鈴井氏がドラマや映画などのキャスティング至上主義に“物申す”一幕があった。

7月19日から上演される新しい舞台「天国への階段」について、藤村氏から「なぜもっと有名なキャストを使わないのか?」といった趣旨の質問を投げかけられた鈴井氏は「それは僕の反撃ですよ」と返答。

「僕もドラマをやっていたり、いろいろとやっているから、(舞台に)出てくださる(そこそこ有名な)俳優さんや女優さんはいるんですよ。でも俺はそういうことをやりたいわけじゃない」と断言し、「この人が出ているからこうするというキャスティング至上主義じゃなくて、『オーパーツ』というブランドが絶対面白いんだと言ってくれる……それは『水曜どうでしょう』も同じでしょう?」と声を立て、「今や天下の大泉(洋)様ですが、あの当時はただの大学生だったんだから」と笑いを誘った。

その上で「アメリカのシリーズドラマとかに出ているキャストも初めて見るような人が多いじゃないですか? でも物語に入っていって『面白いよね』って。それが本当じゃないのかな、と思うんです。そういうのを目指したいというのがあるから、この人を出演させたらチケットが売れるとかは……ちょっとね」と疑問を呈した。

藤村氏は、鈴井氏が述べた「チームプレイで作品を作りたい」という言葉に反応し、「最近の鈴井貴之は違いますよ〜。もう涙が出るぐらいの優しさを出している」と評価。藤村氏曰く、かつて鈴井氏は「俺が俺が」という個人プレーの塊のような存在であったそうで、初期の「水曜どうでしょう」で台頭してきた大泉を、鈴井氏は「何とかツブそう」と思っていたときもあったとのこと。そんな鈴井氏から「チームプレイ」という言葉が自然と出てくるようになったことは、過去の鈴井氏をよく知るものからしてみれば“衝撃的な変化”にうつるようだ。