米テネシー州で警察が若い運び屋を検挙(画像は『WSMV Channel 4 2017年7月6日付「2 charged after drugs, guns seized during traffic stop」(Source: Metro Nashville PD)』のスクリーンショット)

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いろいろなタイプの運び屋やディーラーが暗躍しているアメリカだが、このほどとんだ“よろずや(万屋)”カップルがテネシー州で逮捕された。応酬されたのは大量の銃器やマリファナ。彼らはAirbnbを根城とし、犯罪を繰り返していたものと見られている。ナッシュビルのメディア『WSMV Channel 4』が伝えている。

テネシー州イーストナッシュビルの道路で、若い男が運転する1台の車を呼び止めたというナッシュビルのメトロ警察。男はシートベルトを着用せずにレンタカーを運転しており、住まいを尋ねたところ「女性と一緒にイーストナッシュビル・ボスコベル通りの民家に宿泊している。Airbnb(エアビーアンドビー)を通じて借りた」などと説明したという。

しかし車からマリファナ臭が漂ってきたため警察官がさらに詳しく調査したところ、拳銃2丁、マリファナが入った袋、現金1,150ドルが発見された。男の名はダーガーム・アテイア(26)。薬物絡みの重い罪ですでに有罪判決を受けた身でありながら、悪質な稼業にさらに没頭していたようだ。

またほかの車のキーも所有していたアテイア。そのレンタカーの直前を走っていた白のベンツを運転していたカーラ・フローレスという25歳の女も仲間だといい、警察官が追跡。車を降りてすでに家に入っていたフローレスに職務質問を行ったところ、ベンツからも銃4丁、12.2kgのマリファナが入ったバッグ、少なくとも22,000ドルの現金が見つかった。有罪判決下での大麻の不法所持、銃器の不法所持および窃盗といくつもの罪を重ねたアテイア。フローレスとともに身柄を拘置所へと送られ、保釈保証金はそれぞれ75,000ドル(約850万円)と設定された。

アテイアは警察に「Airbnbで借りたその家にずっと住もうと思っていた」と話し、近隣住民をぞっとさせた。格安であるため不法移民も利用しやすく、犯罪者がアジトや売春として民家を利用するケースがあとを絶たないため、「利用客の質が悪い」などと言われることがあるAirbnb。今回検挙された男女もそうした典型例だが、素性もわからない相手が長く滞在している場合に近隣住民の不安は特に大きいようだ。

ドラッグの運び屋は男、大人ばかりではない今の時代、米テキサス州では1.2億円相当もの大麻を密輸しようとしたメキシコ国籍の15歳少年が逮捕されていた。またフランスでは警察が騙されそうになったケースも。バチカン市国の枢機卿が所有する外交官ナンバープレートの車が悪い人間の手に渡り、車内から計4kgのコカインと大麻が押収されたことがある。

画像は『WSMV Channel 4 2017年7月6日付「2 charged after drugs, guns seized during traffic stop」(Source: Metro Nashville PD)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)