Appleの最高経営責任者(CEO)といえば、多くの方が思い浮かべるのは、共同創業者であるスティーブ・ジョブズ氏、そして現職のティム・クック氏でしょう。しかし、ジョブズ氏に見込まれてAppleに入社し、ジョブズ氏を追放しCEOの座に就いたとされるジョン・スカリー氏から見た、もうひとつのAppleの歴史を描く映画が、クラウドファンディングサイトで出資を受付中です。

ジョブズに見込まれ、ジョブズを追い出した男、スカリー氏が語る

Appleの共同創業者、スティーブ・ジョブズ氏は、「一生を砂糖水を売って過ごすつもりか?一緒に世界を変えないか」の有名な口説き文句でペプシコーラから引き抜いたジョン・スカリー氏により、自分が創業した会社を追われるという経験をしています。
 
ジョブズ氏が去ったAppleは、1990年代前半にかけて迷走し、倒産寸前とまで言われるほど経営が悪化しました。
 

 
ジョブズ氏が去った後、CEOとしてAppleの経営権を握ったスカリー氏はこれまで、公に多くを語ることはあまりありませんでした。
 
映画「Firing Steve Jobs」では、スカリー氏や、ジョブズ氏とともにAppleを創業したスティーブ・ウォズニアック氏らへのインタビューを通じて、これまでのジョブズ氏の伝記からは見えなかった、もうひとつのAppleの姿を描き出そうとしています。
 

 
なお、ジョブズ氏は、スカリー氏によってAppleを追い出された、と語っていますが、スカリー氏やウォズニアック氏は「事実と異なる」と反論しています。

7月7日、ジョブズ氏のApple復帰から20年

折りしも、現地時間2017年7月7日は、スティーブ・ジョブズ氏がAppleに復帰してからちょうど20周年の記念日にあたります。
 
ジョブズ氏復帰後のAppleは、ポップなカラーリングで世界を驚かせたiMacをはじめ、iPodそしてiPhoneの大ヒットで躍進し、現在は時価総額世界一の企業となっています。
 
最近、スカリー氏はすべてのApple製品を所有しているほど、今もAppleの大ファンであることを明かしています。

約2,600円の出資で映画をダウンロード可能

映画「Firing Steve Jobs」は、クラウドファンディングサイトのKickstarterで出資を募っています。
 
20ユーロ(約2,600円)の出資で、完成した映画のデジタルダウンロードできる権利が得られます。
 

 
出資受付は6月20日から開始されており、締め切りは日本時間の7月26日午前3時11分です。本稿執筆時点で、目標出資額の35,000ユーロ(約450万円)に対し約6,500ユーロ(約85万円)が集まっています。
 
これまで語られなかった、Appleのもうひとつの歴史に興味がある方は出資を検討してみてはいかがでしょうか。
 

 
 
Source:Kickstarter
(hato)