10代の頃は特大の期待を集めていたホエル・キャンベル。25歳を迎えた今大会で主役級の働きを見せ、眠っていた才能を開花させられるか。(C)Getty Images

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 北中米カリブ海王者を決定するCONCACAFゴールドカップが、日本時間の7月8日に開幕する。2年に一度開催されるこの大会は、原則アメリカで開催され、12チームで頂点が争われる。
 
 2015年に行なわれた前回大会は、メキシコが決勝でジャマイカを破り、2大会ぶり10度目の優勝を飾っている。過去10大会のうち、メキシコが5回、アメリカが4回の優勝を飾っており、今回もこの2か国を中心に優勝争いが繰り広げられるはずだ。
 
 ただ、2強も盤石ではない。メキシコはベストメンバーで臨んだコンフェデレーションズカップから引き続き選出されたのは1人のみで、すべて国内でプレーする選手で構成されている。アメリカもクリスチャン・プリシッチ(ドルトムント)やマイケル・ブラッドリー(トロントFC)など主力メンバーは不在だ。
 
 それだけに今回の大会では、ダークホースの優勝も見られるかもしれない。ブックメーカー『bwin』の優勝オッズは以下の通りで、2強の後にはコスタリカが続く。
 
●メキシコ:2.2倍
●アメリカ:2.2倍
●コスタリカ:7倍
●パナマ:19倍
●ホンジュラス:34倍
 
 2強の対抗馬に挙がるコスタリカの注目選手は、ホエル・キャンベル(アーセナル)とブライアン・ルイス(スポルティング)。国際的知名度が高い選手が少ない今大会の中で、推定市場価格でトップに立つ2人の実績は他の選手を大きく上回る。昨シーズンはともにスポルティングでプレーしてコンビネーションを深めたFWコンビが、コスタリカを28年ぶりの優勝に導けるか。

 ちなみに、かつてリヨンやチェルシーで活躍した37歳のMFフローラン・マルダも、出身地であるフランス領ギアナのメンバーとして今大会に参加。フランス代表歴を持つが、ギアナはFIFA未加盟のため、いわば「二重代表」が可能なのだ。DAZNでは全試合ライブ放送されるので、日本でもマルダのプレーを視聴できる。
 
 大会登録選手の推定市場価格トップ10は以下の通り。

1位:ホエル・キャンベル(コスタリカ/アーセナル)…約7億2000万円
2位:ブライアン・ルイス(コスタリカ/スポルティング)…約6億円
   エリック・グティエレス(メキシコ/パチューカ)…約6億円
   ロドルフォ・ピサーロ(メキシコ/グアダラハラ)…約6億円
5位:エロイ・ローム(キュラソー/フィテッセ)…約4億8000万円
   オルべリン・ピネダ(メキシコ/グアダラハラ)…約4億8000万円
7位:レアンドロ・バクナ(キュラソー/アストン・ビラ)…約3億6000万円
   スコット・アーフィールド(カナダ/バーンリー)…約3億6000万円
   デイビッド・ホイレット(カナダ/カーディフ)…約3億6000万円
9位:ヘスス・モリーナ(メキシコ/モンテレイ)…約3億4000万円
   エリアス・エルナンデス(メキシコ/レオン)…約3億4000万円
 
文・ワールドサッカーダイジェスト編集部