■志田未来が8月スタートのドラマにて主演 8月5日からフジテレビ系にてドラマ『ウツボカズラの夢』がスタートすることが決まった。直木賞を受賞した乃南アサの同名小説を題材にしたドラマで、主演は志田未来が務める。

【こちらも】映画『泣き虫ピエロの結婚式』志田未来×竜星涼、実話書籍をもとにしたピュアなラブストーリー

■乃南アサの『ウツボカズラの夢』とは 『ウツボカズラの夢』は2008年3月に双葉社から出版された小説。「ウツボカズラ」とは食虫植物の一種で、甘い匂いを出して虫が寄ってくるのを待つ植物のことだ。この植物のような生き方をするのが本作の主人公・斉藤 未芙由(志田未来)である。

 未芙由は長野県で何の変哲もない生活を送っていた。しかし、突如として母親が他界してしまい、その後に父親は愛人を家に招いてしまう。実家に居場所がなくなってしまった未芙由だったが、母親の従妹である鹿島田尚子(大塚寧々)が「家に来ないか」と相談する。

 居場所のなかった未芙由は尚子の申し出を受け入れ、東京にある彼女の家に向かうことになる。尚子の家は未芙由の家とは比べ物にならないほど裕福で、その現実に理不尽さを覚え始める。それでも実家に帰る選択肢の無かった未芙由は、鹿島田家に取り入るため人間観察を始めるのだ。

 未芙由がしばらく鹿島田家で暮らしていると、自分の周りには不倫する女、妊娠を利用する女、男を財布に見る女と他者を利用して生きようとする女ばかりなのがわかった。未芙由も鹿島田家の人間の秘密を巧みに利用し、自分の生活を守る「ウツボカズラ」のような女に変貌していく。

■天才子役として一世を風靡した志田未来が主演 女性だけでなく男性にも当てはまりそうな人間を風刺する『ウツボカズラの夢』だが、その主演には志田未来が抜擢された。志田は子役時代から注目され続けた女優で、特に記憶に残っているのが『女王の教室』だろう。

 『女王の教室』では鬼のような指導と徹底したルールの元で生徒をしばる阿久津真矢(天海祐希)を相手に、志田演じる神田和美が立ち向かっていくストーリーが話題となった。はじめは対立していた2人だが、お互いに心境の変化が現れ、ラストには真矢と和美が笑み交わすシーンが絶賛された。ラストでは瞬間視聴率30%超えを達成し、平均視聴率もラストは20%を超えた注目作だ。

 それ以外にも志田は『14才の母』にて中学生で妊娠する役を演じたり、映画『誰も守ってくれない』では犯罪者の家族を演じたりと難しい役どころをこなしてきている。数々の難役を演じてきた彼女だが、現代にいそうな人間をどのように演じるのか見どころである。