ももいろクローバーZが7月6日に、東京・渋谷ヒカリエ(ホールA・ホールB)にて異業種ゲストとのトークバトルイベント「ももいろクローバーZ 試練の七番勝負 2017」を開催した。

これは、雑誌「日経エンタテインメント!」が主催し、「ももクロ VS 6人の巨匠」というテーマのもとメンバー5人が、それぞれ異なるジャンルの匠と対談するという企画。これまで、いくつもの名勝負を生み出してきた「試練の七番勝負」が同雑誌の創刊20周年を記念して復活した。

今回AbemaTIMESではイベントの第1戦「佐々木彩夏 VS. 手話あいらんど(中嶋元美)(南瑠霞)」の模様をレポートする。

第1戦 手話が生む新しいエンタテインメント「佐々木彩夏 VS. 手話あいらんど(中嶋元美)(南瑠霞)」

写真 左:南瑠霞、右:中嶋元美

第1戦の刺客として登場したのは手話に関する事業を行う手話あいらんど・中嶋元美、南瑠霞の2人。佐々木が自身のソロコンサートで「青春賦」を手話付きで披露した際、2人が指導にあたったという。その後、手話あいらんどが開催したライブに佐々木がゲスト出演し、交流が深まる中で今回の共演が実現した。南氏は佐々木の手話について「英語と日本語の歌では、言葉のリズムが違うじゃないですか? それと同じで手話も句切れ目があるんですよ。あーりんは日頃いろんなパフォーマンスをやってるせいか、勘所がよくてぴったりはまってたのがすごかったです」と、その習得の速さを絶賛した。

「手話は世界共通語?」というトークテーマでは、佐々木が「確かにね。英語とかあるのかな?」と素朴な疑問を投げかける。その後で「私は英語が喋れないんですけど、海外に行った時、身振り手振りや表情でなんとなく会話できると思うんですよ。なので世界共通だったら良いと思います」と願望を吐露すると、中島氏が「実は世界共通ではないんです。例えば日本だと『ありがとう』はお相撲さんが勝った時の”手刀”が語源になっています。アメリカだと『サンキュー』は”投げキッス”のような仕草なんですね」と説明。これを受け、佐々木は「確かに外国の人に”ごっつぁんです”ってやってもわかんないもんね。なるほどねー」と唸っていた。さらに南氏が「手話にも方言があるんですよ」と話すと客席から思わず「へー」という驚きの声があがる。東京と大阪の手話の違いについて説明を受け、佐々木は「(大阪出身50歳の)メイクさんに『私の名前は』って手話でどうやるか知ってる? て質問したら私が知ってるのと違う手話をしてきた。『50歳だしジェネレーションギャップじゃない?』」って返したけど違うんだ(笑)。場所なんだね(笑)」と勘違いエピーソードで会場をドッと沸かせた。

続いて、「手話のこれ、なーんだ?」と題したクイズコーナーで、佐々木は、「ももクロ」「佐々木」「ディズニーランド」の3問すべてに正解。そして「手話は進化している?」というトークテーマでは「ありがとうは”お相撲さんからとってる”って解ったけど、例えばInstagramなんかの新しい言葉ってどう作られていくんだろう?」という佐々木からの疑問に対し、南氏は手話の歴史を踏まえながら丁寧に解説。観客も普段なかなか聞くことができない話に興味深く耳を傾けていた。

トーク終了後、南氏は「手話の世界って難しいんじゃないかなって思ってる人が多いと思うんですよ。英語も”英語ってだけで読めない”って思う人がいるじゃないですか。けどこうやってあーりんが手話で話してくれると覚えるのが楽しくなってくると思う」とコメント。最後に佐々木は「最初の1歩は遠く感じちゃうけど、実際手話で会話してみると楽しいし、またお勉強したい」と今後も意欲的に手話を学んでいく旨を述べ、「手話を覚えると表現の幅が増える。ライブでも手話だけじゃなくて、字幕とか映像とかちょっとした工夫で全然違うってことを2人と出会って感じました」と時にライブの演出を手がける彼女ならではの意見でコーナーを締めくくった。

7月8日、AbemaTVで「完全版」をオンエア

イベントではその他、「有安杏果 VS. ブラザートム」「百田夏菜子 VS. 野沢雅子」「高城れに VS. 高木ブー」「玉井詩織 VS. 芳根京子」、最後には「ももいろクローバーZ VS. 吉田沙保里」といったトークバトルも展開された。なおこのイベントの模様は、AbemaTVにて「【完全版】ももクロ試練の七番勝負2017 ライブ&限定裏トークも!」と題し、明日7月8日(土)14時より6時間にわたって放送される。モノノフはぜひ、放送をチェックしよう。