日本の女性のファッションには「ナチュラル系」「カジュアル系」「ガーリッシュ系」などさまざまな系統がある。今回は女性のファッションに対する日本と中国の違いについて書いていきたい。資料写真。

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日本の女性のファッションには「ナチュラル系」「カジュアル系」「ガーリッシュ系」などさまざまな系統がある。今回は女性のファッションにおける日本と中国の違いについて書いていきたい。

日本の女性は私から見てもお洒落だ。清潔感があってファッションもバラエティに富んでいる。街にはファッション誌やファッショングッズが溢れ、女子トイレでの化粧直しもしっかりこなす日本人女性を私はたくさん見てきた。

中国の女性もお洒落な人は多いと思う。しかし、一点日本と異なるのは「中国ではすっぴんに対する好感度が日本より高い」ということだ。中国人夫も化粧が濃い人(私からするとそんなに濃くはない)に対しては日本人でも中国人でも「化粧すごい…」と若干引いている。女性の化粧がある程度の常識やマナーとされている日本に対して、中国ではまだまだすっぴんの許容範囲が広いのである。

私は夫と出会った頃、ある程度メークをしっかりしていた。ファンデーションを塗り込んでマスカラも重ね塗りし、準備万端で夫との時間に臨んでいた。それが結婚から数年が経ち、私も夫と過ごす時間のすっぴんが常態化した訳だが、夫は全く残念がっていない。日本では「妻が結婚してからお洒落せず化粧気がなくなった」というのは「女性として手を抜くようになった」というマイナスイメージだが、夫いわく「別に化粧をしてもしなくてもどちらでも良いが、化粧をしないからといってマイナスにはならない。どちらかと言うとすっぴんの方が個人的にはプラスイメージ」とのことである。

また、私が気づいた面白い文化の違いがある。日本人女性は仲の良い女性は同じ「系統」の服を着ていることが多いが、中国人女性はすごく仲が良いのに服の系統が違うことがよくある。私は日本の文化で育ってきたので、服装の系統が違う子はなんだか感じ方や考え方が違うのでないか、と感じてしまう日本人女性の気持ちがよく分かる。しかし、中国人女性たちはそんなことお構いなしに「カジュアル系」の女の子と「ギャル系」の女の子が腕を組んで楽しそうに歩いている。

日本の女性にとってはやはり「同じものが好き」というのが親しくなるための大きなポイントの1つに思える。服の好みが同じの方が一緒に買い物に行っても楽しい。中国の女性は「同じものが好き」というのを日本の女性ほど重視しないと思う。あまり詳しく聞いたことはないのだが、服の系統が違う友達とショッピングに行く時は別行動になるのだろうか?気になるところである。

■筆者プロフィール:むらさわりこ
1989年日本生まれ。22歳の時に2歳年上の福建省出身の中国人男性と結婚。英語を独学で習得後、英会話講師として働く傍ら中国のテレビなどを通し中国語も独学で習得。趣味は語学と読書。図書館があまりに好きで毎週通っている。結婚前はベトナム、ニュージーランド、モンゴル、カナダ、ラオス、フランスなど様々な国を一人で渡り歩く。自分のやりたい事や面白い事に国境や言葉の壁は関係ないと考えている。