恐るべき「鉄道の旅」のコスパ!明治の駅から「市電を貸し切ディナー」まで侮れない鉄道ビジネス

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鉄道といえば、社会生活にとって、人や荷物を運ぶ、欠かせない基幹インフラの一つだ。
しかし今の「鉄道」は、ただ役に立つ、だた実用というだけに収まらない存在になりつつある。

特に最近ホットなのが、鉄道会社が企画する特別なトレインだ。
なかでも乗車運賃が数十万以上という高級トレインは、非常に人気を集めている。

JR九州が運行する「ななつ星」
最近運行を開始した
JR東日本の「四季島」 
JR西日本の「トワイライトエクスプレス瑞風」
など。
こうした「高級列車に、いつの日か乗りたい」という思いは、夢やあこがれの一つにもなっている。

一方で、もっと手軽に、気楽に鉄道を楽しみたいと思っている人たちも多いのではないだろうか。
実は、そんな人たちにピッタリな鉄道の楽しみ方がある。

旅行会社が計画している「鉄道ツアー」である。

・SLの旅
・旧型客車を使ったレトロ列車の旅
などのほか、
・イベントに合わせて運行されるジョイフルトレイン(特殊列車)に乗る “王道”ツアー
・海鮮やステーキなどの食事がセットになったご当地旅行の旅
・列車で温泉を巡る旅
など、
いつも行く旅に、列車というスパイスを加えたツアーなどは定番だ。

これ以外にも、
・車両工場を回る社会科見学系の旅
・マニアに人気の廃線の旅
など、
その工夫を凝らした内容や拘りは、通常のツアー企画とはひと味も、ふた味も違う、

試しに「鉄道 ツアー」とGoogleで検索してみてほしい。
上位には、旅行会社が企画する鉄道の旅がズラリと表示される。
さらに検索総数も1400万件にものぼる、

どれほど、「鉄道の旅」は、人々に愛され、利用されているかを、知ることができるだろう。

これまで筆者は、
古くは「あさかぜ」や「北陸」、最近では「北斗星」や「サンライズ出雲」といった寝台特急に乗り、各駅停車で北海道や東北地方を巡るといった旅をしてきた。

しかし、最近ではこの手のツアーの便利さに目覚めて、
高崎車両センターにあるスハフ42、オハ47、オハニ36、スハフ32といった旧型客車で横浜から福島まで旅をしたツアー。

今はもう廃車になってしまったが、
秋田総合車両センターに所属していた電車寝台583系に乗って、新潟にある新津車両製作所(いまは総合車両製作所新津事業所)の工場見学をするツアー
など、利用してきた。

鉄道での旅行は、自分でプランを組むのも楽しいが、こうしたツアーには、自分で組む旅行にはない魅力がある。
・「何も考えなくていいこと」
すべての旅程は旅行会社が決めてくれるので、切符を改めて取る必要もないし、それに乗っかっていればOK。すべてが楽なのだ。

・「旅行代金が安い」
団体ツアー料金なので、宿泊費を含めても格安で旅行することができる。

・「工場見学のような特殊な場所に行くことができる」
個人でもし行こうとしたら、一般公開日などを目指していくしかない。また公開している施設も限られている。

・「ジョイフルトレインや旧型客車など、特殊な車両に乗れる」
 個人で走らせることはできない。

こうしたメリットとコストを考慮しつつ、納得のいくまで吟味する。
こうした行為もまた、「子供が翌日の遠足を想像して寝られない」という、心地よい興奮とワクワク感を味わえるだろう。


では、実際に、最近参加したツアーについてご紹介していこう。

今回、筆者が参加したのは、「南九州を列車で巡る」という1泊2日のツアーだ。

まずは
・朝早くの飛行機で羽田空港を出発
・鹿児島空港に降り立ったら、そこから旅がスタート
実は、そのあと、いきなり列車に乗らない。
・日本三大急流の球磨川下りを体験する
このあたりはツアーっぽいが、そのあとは、