妻・小林麻央さんの死去についての記者会見に臨む歌舞伎俳優の市川海老蔵さん(日刊現代/アフロ)

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 先月22日、フリーアナウンサーの小林麻央さんが乳がんのため34歳の若さで逝去した。がん公表はもちろん、直前までブログで闘病の様子を伝えていた麻央さんだけに、多くの人々がその死を悼んだ。

 先月29日発売の「週刊新潮」(新潮社)は、麻央さんは14年に乳がんと診断され、医師から提案された手術などの標準治療を拒み民間療法に頼ったことで、がんがステージ4にまで進行してしまったと報じた。また、今月4日発売の「女性自身」(光文社)は、麻央さんが通っていた「水素温熱免疫療法」を施すクリニックが先月、一部医療を無届けで行っていたとして業務停止命令が下されたと報じた。長年、歌舞伎の取材をするテレビ局関係者は言う。

「市川海老蔵さん夫妻に近しい歌舞伎関係者の間では、麻央さんが最初から手術を受けなかったことを不思議がる声はあったようです」

 麻央さんは診察で腫瘍が見つかったときのことを自身のブログで、医師から「授乳中のしこりですし、心配いらないですよ。半年後くらいに、念のため、また診てみましょう」と告げられたと明かしている。そして8カ月後に受けた検査で、乳がんと転移が見つかったといわれている。

「腫瘍が見つかったのは、都内の大きな病院ですが、昨年のがん公表後、発覚後の経緯に注目が集まりました。そして一部メディアでは、この最初の段階で『しこり』だと診察した医師による『誤診』だと報じられ、その病院と医師を特定しようとする報道が相次ぎました」(週刊誌記者)

 実際にその診断を下した医師A氏をよく知る人物は語る。

「Aさんは、もうその病院にはいません。あれだけ『誤診』だと叩かれたら、患者さんの不信感を招きます。そのため、Aさんは患者さんからも拒否されるようになって病院にいづらくなったようです」

 Aさんによる診断が誤診であったのかは定かではないが、がん治療の難しさを物語っているといえよう。
(文=編集部)