Photo by cinemacafe.net

写真拡大

『ワンダーウーマン』が映画館のスクリーンでよみがえると発表されて以来、公開されるのをずっと楽しみに待っていました。リンダ・カーター主演でテレビドラマ化された「ワンダーウーマン」も大好きだし、いまでも大好きです!
それで映画を観に行ったんですが…、まず言いたいことがあります。現代のアメリカ政府は、本当にクレイジーなんです。女性の体に関することを、白人のおじいちゃんたちが議論してるのよ。こんな時代だからこそ、女性のスーパーヒーローが必要だったんです!

ワンダーウーマンは、初の女性ヒーロー映画というだけでなく、監督も女性。パティ・ジェンキンスは素晴らしい仕事をしたわね。

映画にはいろいろなメッセージが込められていますが、“女性や少数派の戦い”も描かれています。まさに現代に通じるテーマだと思うわ。この映画のワンダーウーマンは、強さと、ときどきうぶな部分も見せています。それに美しさや色気だけでなく、彼女が抱える闇も描かれているのよ。

ワンダーウーマンを演じた美しいガル・ガドットは、『ワイルド・スピード』シリーズなどに出演していましたが、インデペンデント映画や端役が多かったので、正直なところそれほど有名ではありませんでした。

ガル・ガドットは、イスラエル出身で兵役経験があります。だから、戦うスキルも身に付けていました。その経験は、間違いなく『ワンダーウーマン』の撮影でも役立ったはず。だって彼女、最高だったもの。

ほかのキャストも豪華よ。英国軍で働くアメリカ人スパイ役に、クリス・パイン。ワンダーウーマンの母親で女王役は、コニー・ニールセン。軍を率いる女王の妹役は、ロビン・ライト。でもやっぱり見所は、ガル・ガドットね。アクションシーン、ストーリーライン、カメラワーク、全て最高で、感動しっぱなしでした。

でも私がこの映画をとっても好きになった理由は、別にあります。多くの女性が声をあげる権利を奪われようとしているこの時代に、映画館に行けば、世界中にいる女の子が、平凡な少女が最強のスーパーヒーローに成長する映画を見られる、ということです。

知っている人もいると思うけど、現政権下では、女性の中絶を禁じようとしている州があるし、実際禁じている州もあるんです。信じられる? 2017年によ。

でも皮肉なことに、ワンダーウーマンのクリエイターである、アメリカの心理学者ウィリアム・モールトン・マーストンと、ハリー・G・ピーターは、フェミニストから大きな影響を受けているんです。特に産児制限活動家のマーガレット・サンガーに。彼らが『ワンダーウーマン』を世に発表したのは、1941年のことなのよ。それなのに現代の私たちが、自分たちの人生に必要な権利を、与えられるのではなく失うなんておかしな話だわ。

LGBTQの権利のために、多くの人々が戦っている時代に、バイセクシャルと言われているワンダーウーマンが、ちゃんと公開されて、そのうえ大ヒットしていることは、本当に意味のあることだわ。これ以上ないタイミングだと思っています。ぜひたくさんの人に映画館で見てほしいです。『ワンダーウーマン』の日本での公開は、8月25日(金)です。

(text:cinemacafe.net)

■関連作品:
ワンダーウーマン 2017年8月25日より全国にて公開
(C) 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNEENTERTAINMENT LLC

■関連記事:
【予告編】ワンダーウーマンの華麗なアクション炸裂!ガル・ガドット「成長物語になっている」
『ワンダーウーマン』ガル・ガドット、いまこそ「女性ヒーローが待ち望まれている」
『ワンダーウーマン』、女性監督作品でオープニング興収歴代トップに!
ガル・ガドットは“リアル” ワンダーウーマン!「たまには自分を甘やかす日もある」
【予告編】ワンダーウーマンも大活躍!“超人スカウト作戦”始動『ジャスティス・リーグ』