6日、第一財経は、トランプ米大統領が「中国への米国産牛肉の輸出再開では満足せず、自動車の輸出関税の撤廃を要求し、米国への海外鉄鋼製品輸入制限を強化する見通しだ」と伝えた。資料写真。

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2017年7月6日、第一財経は、トランプ米大統領が「中国への米国産牛肉の輸出再開では満足せず、自動車の輸出関税の撤廃を要求し、米国への海外鉄鋼製品輸入制限を強化する見通しだ」と伝えた。

中国の国家品質監督検査検疫総局は6月下旬、米国産牛肉の輸入を許可すると発表した。米中間の貿易不均衡を是正する「100日計画」に基づいた措置だ。米国産牛肉の輸入再開は14年ぶりとなる。しかし、トランプ氏は満足しないようだ。米政権はこのほど、海外産の鉄鋼製品やアルミ製品に対する輸入税率を大幅に引き上げる方針を示した。独ハンブルクで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議でも波紋を呼びそうだ。

トランプ氏は中国への自動車輸出関税の引き下げを皮切りに、あらゆる分野での「不均衡」是正を進めるいこうとみられる。自動車では従来の貿易交渉ルートではなく、保護主義に基づいて対中貿易赤字を解消しようとしている。中国が世界最大の自動車市場だからで、トランプ氏は中国が米国車輸入を制限していることに繰り返し不満を述べてきた。

G20首脳会議では、日本や韓国もトランプ氏に圧力をかけられるだろう。トランプ氏は先月下旬に行った韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領との会談で、「米国車が韓国車と同じ条件を得た時のみ、韓国車は米国で売ることができる」と表明。オバマ前大統領時代に締結された米韓自由貿易協定をあざ笑った。業界関係者は「G20でトランプ氏が鉄鋼製品にどう言及するか注視している」と話している。(翻訳・編集/大宮)