バルセロナ下部組織に所属するイ・スンウ【写真:Getty Images】

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 バルセロナは、下部組織に所属していた3人の韓国人若手選手をこの夏に放出することになるかもしれない。6日付のスペイン紙『ムンド・デポルティボ』が伝えている。

 U-17からU-19のチームに相当するフベニールAに所属する19歳のFWイ・スンウは、“韓国のメッシ”とも呼ばれて高い評価を得てきたが、バルセロナBへの昇格が困難となったことで移籍の可能性があると先日から報じられていた。ボルシア・ドルトムントやシャルケなどドイツのクラブが関心を示しているという。

 すでにバルサBでプレーしており、イ・スンウとともにU-20ワールドカップにも出場した20歳のMFペク・スンホも、残留に向けた状況は同じく厳しいようだ。バルサBが来季からのスペイン2部昇格を決めたことで、EU外外国人枠が2人に制限されることもその大きな理由だとみられる。

 イ・スンウとペク・スンホはともにバルサとの契約を2019年まで残しているが、クラブは2人の移籍先を探しているという。イ・スンウに関しては期限付き移籍が見込まれ、ドイツのほかにオランダやベルギーなどがスタイル的に適するのではないかとの見方が伝えられている。一方のペク・スンホは、フリーでの移籍を可能とするためバルサとの契約を解消することもあり得るとのことだ。

 フベニールAにはもうひとり、19歳のFWチャン・ギョルヒも所属していたが、6月30日限りで契約が満了。延長は行われず、すでにフリーとなっている。

 3人はそれぞれ2010年から11年にかけてバルサ下部組織に加入したが、クラブが未成年選手の獲得・登録規定に違反した影響により、公式戦でプレーできない時期があった。「3人はこれからキャリアを立て直し、失った時間を取り戻そうとしている」と『ムンド』は記している。そのために、それぞれ試合でプレーできる環境を求めてバルサを去ることになるのかもしれない。

text by 編集部