6日、ドイツを訪問中の安倍晋三首相が、米国のトランプ大統領、韓国の文在寅大統領と会談した。初めての顔ぶれとなった日米韓首脳会談については日本でも写真や映像を交え報じられたが、韓国では3首脳のネクタイの色に注目が集まっている。資料写真。

写真拡大

2017年7月6日(現地時間)、主要20カ国・地域(G20)サミット出席のためドイツを訪問中の安倍晋三首相が、ハンブルク市内の米国総領事館で米国のトランプ大統領、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と会談した。初めての顔ぶれとなった日米韓首脳会談については日本でも写真や映像を交え報じられたが、韓国では3首脳のネクタイの色に注目が集まっている。

7日、ソウル経済新聞は、右から安倍氏、トランプ氏、文氏の順に3人が並んだ写真を添え「安倍首相を除いて赤いネクタイで統一した文・トランプ大統領」との見出しで会談について報じた。確かに、写真を見るとトランプ氏が明るめの赤色、文氏がやや落ち着いた赤色のネクタイを締めているのに対し、安倍首相は濃紺にドット柄とみえるネクタイをしている。

韓国大統領府関係者の話によると、文氏の赤色のネクタイは、当日のトランプ氏のコーディネートを予測した上で「狙った」ものとみられるという。文氏とトランプ氏は6月末の初めての米韓首脳会談で「信頼」を意味する青色のネクタイをそろって着用すべく事前に調整し、堅固な米韓同盟を服装でもアピールしたが、トランプ氏はこれ以外の首脳会談ではほぼ毎回赤色のネクタイを締めていたためだ。

ソウル経済は、こうして米韓首脳の「統一感」が演出されたことについて、「大統領府の儀典チームの知恵と文大統領自身のセンスによるもの」と評価、また慰安婦問題をめぐる日韓合意について日韓の主張が対立する中、文氏がネクタイの色をトランプ氏と合わせることで「対外的に安倍首相を気後れさせる」効果があったとの解釈もなされていると報じた。

この報道には、韓国のネットユーザーからも「グッドジョブ!」「うまくコーディネートしたね」「細かなところまでけちのつけようがない」と文氏や大統領府を絶賛するコメントが数多く寄せられている。

しかし一方で、「幼稚な記事だ」「どうでもいいことに意味をこじつけて…」「ネクタイの色なんかより、内容のあることを報じて」と記事を批判する声も多く、「トランプさん自身は何も気にしてないと思う」とのコメントも。

さらに「むしろ安倍さんの方が余裕があるように見える」「拡大解釈でしょ。米国はもうとっくに日本側に回ってるよ」との指摘もあった。(翻訳・編集/吉金)