フランス・パリのポルト・ドゥ・ラ・シャペルで取られた退去措置の最中、移民や難民の前に立って警備に当たる機動隊員(2017年7月7日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】仏パリ(Paris)北部で7日、野営地で粗末な暮らしを送っていた移民2500人が警察によって別の場所へと移送された。当局が明らかにした。

 今回の退去措置は円滑に実施され、ポルト・ドゥ・ラ・シャペル(Porte de la Chapelle)地区に昨年11月に設置された支援センター周辺で寝起きしていた移民たちが立ち退かされた。

 当局はバス60台を配備し、移民たちをパリ首都圏の別の場所に分散して移送。多くの場合、休暇シーズンのため利用可能となった学校の体育館に移送された。

 当局は退去させる移民の数を当初1600人ほどと見込んでいたが、地元当局者によると「少なくとも2500人」に及んだという。

 パリで過去2年間に行われた移民の退去措置は今回で34回目になる。

 援助活動に当たるスタッフらによると、最近は200人以上の移民が毎週、同エリアに移動してきていたが、治安および衛生面での懸念の拡大を受け、地元住民との間で緊張が高まっていた。
【翻訳編集】AFPBB News