コルグ最高峰のステージ・ピアノ「Grandstage」登場、7種のサウンド・エンジン搭載、譜面台/ペダル/スタンドを標準装備

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コルグが誇る最高峰のピアノ音源と厳選されたキーボード・サウンドを搭載したステージ・ピアノ「Grandstage(グランドステージ)」が登場した。88鍵と73鍵モデルをラインナップする。

「Grandstage」は、コルグとしては2009年発売の「SV-1」以来のステージ・ピアノの新製品。アコースティック・ピアノに敬意を表しながらも電子楽器の持つ美しさと個性を併せ持ったルックス、プレイヤーの感性と表現を引き出す緻密に計算し尽くしたパネル・レイアウトを持つ、新しさとピアノの原点を両立させた新時代のマスターピースというモデル。最高峰ステージ・ピアノとして、7種類もの強力なサウンド・エンジンを搭載する。

まず注目したいのはピアノ音源。世界を代表する数多くのピアノ・サウンドを大容量で収録したアコースティック・ピアノ音源「SGX-2」を搭載。グランド・ピアノの音色は、ドイツ/ハンブルグ、ドイツ/ベルリン、オーストリア、日本、そして新たにサンプリングしたイタリア製グランド・ピアノのサウンドを贅沢に収録。さらに、「Grandstage」は新規サンプリングによるアップライト・ピアノの音色をも搭載。広がりある華やかなグランド・ピアノ音色とはまたキャラクターの異なる、深みのある上質な響きが味わえる。

このほか6つのビンテージ・エレクトリック・ピアノを収録する「EP-1」、個性豊かな3つのオルガン「CX-3」「VOX」「Compact」、音抜けのよいリードや分厚いブラスサウンドを実現するアナログ・モデリング音源「AL-1」、さまざまな音色を幅広くカバーするPCM音源「HD-1」を搭載。「HD-1」には8段階マルチ・サンプルのクラビや、独特で金属的な響きを持つFMピアノ、ハープシコードやパイプオルガンなど、特徴的な鍵盤楽器のサウンドを新規サンプリングで多数収録しているのも見逃せない。

鍵盤は88鍵、73鍵ともに日本製のリアル・ウェイテッド・ハンマー・アクション3(RH3)鍵盤を採用。グランド・ピアノと同様、低音部では重く、高音部では軽くなるよう4段階で重さを分けた鍵盤で、指先の繊細なタッチやニュアンスまでも表現、リアルな弾き心地を体感できる。

デザイン面では、鍵盤楽器の象徴的存在であるアコースティック・ピアノが纏う気品ある佇まいを、上質なブラック・ボディによって継承。フロント・パネルはアルミ素材にヘアライン処理を施し、印象的な赤色LEDが暗いステージでも高い視認性を確保。シックな木目を配した個性的かつスマートなルックスのリア・パネルには、KORGロゴが光る。ロゴは全体が明るく点灯し、カラーや照度、点灯モードをお好みに設定可能。ステージのために生まれたピアノならではだ。

数多くのサウンド・プログラムを搭載しながらも、それらを迷うことなく素早くセレクトできる直感的なインターフェイスも「Grandstage」の魅力。最も演奏頻度の高いピアノ、エレピ、オルガ
ンは右手側の「キーボード・セクション」、シンセやストリングスの音色は左手側の「アンサンブル・セクション」からそれぞれ呼び出し可能。エフェクトやEQ、ダイナミクスなどのコントロールもすべて、フロント・パネル上のツマミやボタンで直接アクセス可能。プレイヤーは完全に演奏のみに集中できる作りだ。

マスター・エフェクトにはリバーブとディレイを搭載、タイプの切り替えや深さの調整はパネル上で瞬時に操作可能だ。また、コルグ新開発のリバーブ回路により表現力はさらにアップ。自然な広がりとスムースな残響特性を持つ「iVerb」をHALLとROOMとして、オルガンなどのビンテージ・サウンドに適した「Spring Reverb」をSPRINGとして内蔵する。またすべての音色にはあらかじめ、それぞれ最適なインサート・エフェクトをプログラム、Grandstage を起ち上げたその瞬間から最高のサウンドが体験できる。