ボクシング、WBOウエルター級タイトルマッチ。試合に敗れたマニー・パッキャオ(中央、2017年7月2日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】世界ボクシング機構(WBO)は、マニー・パッキャオ(Manny Pacquiao、フィリピン)がジェフ・ホーン(Jeff Horn、オーストラリア)に敗れた2日のウエルター級タイトルマッチについて、採点の再検証を行うと発表した。これによる判定の変更はないという。

 フィリピンのスポーツ規制当局を後ろ盾とするパッキャオがレフェリーとジャッジを非難し、見直しを要求したことを受け、WBOはウェブサイト上で今回の対応を発表。フィリピンの競技娯楽委員会(GAB)もこれまで、仮に契約で保証されている場合は、豪ブリスベン(Brisbane)で行われた2日の試合のレフェリーとジャッジに対し、制裁措置を求めるとしていた。

 WBOのフランシスコ・バルカルセル(Francisco Valcarcel)会長は5日、GABに対し「この見直しの目的は、誰がファイトの勝者だったかについて、ファンに透明性を与えることだ」と書簡を送っている。

 WBOは「音声による干渉が入らないよう、各国から有能な匿名ジャッジ5人」を集め、ラウンドごとの採点表を作成するという。一方でバルカルセル会長は、同機構に今回の結果を覆す権限がないことを強調。仮に何かある場合は、オーストラリアのボクシング連盟とWBOに対し、不正もしくはルール違反を示す証拠を提示するようフィリピン側に求めている。
【翻訳編集】AFPBB News