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今や珍しいモノではなく、掃除機の中のサブカテゴリーのひとつとなったロボット掃除機。ルンバに代表される海外メーカー製はもちろん、国内大手メーカーからも数多くのモデルが出揃っている。しかし、一言にロボット掃除機といっても、その性能や機能はさまざまだ。そこで、自宅一室に一般家庭に多くあるシチュエーションを用意。今チェックすべき主要メーカーのロボット掃除機6台を、実際に走行させてテストしてみた。走行性能や使い勝手、ナビ機能など、ロボット掃除機が求められている機能を徹底的にチェックする。

 

ダイソン

Dyson 360 Eye

実勢価格:12万2500円

微細なゴミを空気としっかり分離する特許「サイクロン技術」を搭載したロボット掃除機。ダイソンデジタルモーターV2を採用し、カーペットの奥まで入り込んだ微細なホコリまで吸い込める、強力な吸引力を搭載している。ナビ機能としては、本体上部に搭載するカメラが室内を360°撮影し、室内をマッピングしながら掃除する「360°ビジョンシステム」を採用。室内を四角く、スパイラル状に回転しながら掃除する仕組み。最大40分掃除できる静音モードをバージョンアップで追加。性能や使い勝手が進化し続けている。

操作性



【掃除結果をスマホに表示】

スマートフォンアプリから操作やスケジュールなどの各種設定が可能。掃除を行うと、掃除したエリアの走行データを地図で表示してくれる。本体ボタンでの操作は掃除の開始、停止のみだ。



独自機能



【吸引力が非常に高い】

サイクロン技術と、ダイソンデジタルモーターV2による吸引力の高さが魅力。カーペットの中に入り込んだチリ、ホコリもしっかりと吸い込める。



Dyson 360 Eyeの実力を徹底調査!



【テスト内容】

8畳の洋室にA4用紙1枚を1cm以下サイズに切り刻んだ紙ゴミと、5cmほどの長さに切った糸20本。そしてベビーパウダーを10振りほどしたところを各モデルで掃除した。



走行性能



【段差も乗り越える】

独自のベルト型駆動輪を採用。斜めからではあるが、段差もしっかりと乗り越えた。また、障害物にはほぼぶつかることなく、ギリギリで旋回する。



フローリング



【部屋の隅にゴミが残る】

フローリングの中央部にはゴミはほぼ残っていないが、角にわずかに残った。サイドブラシを搭載しないため、ギリギリの位置は苦手だ。



カーペット



【一部のゴミが回収できず】

正しく通過した場所にはほぼゴミは残らないのだが、排気で通過済みの場所にゴミが飛んだ場合などに残る結果に。ラウンド型の宿命でもある。



隅と角



【隅で回転してゴミを回収】

隅の掃除性能も向上しており、部屋の角で回転して、積極的にゴミを回収する。ただし、サイドブラシがなく、隅に入り込んだゴミは掃き出せない。



デジタル&家電ライター/コヤマタカヒロの評価





走行ルートや動きなどクセが強いが吸引力は本物

吸収力の高さはさすがダイソン。カーペット上のパウダーや紙ゴミなどをしっかりと掃除してくれた。ただし、排気により一部のゴミが飛ばされた場合など、同じ場所を掃除しない仕組みのため、回収できないことがあった。また、今回の6モデルでは唯一、サイドブラシを搭載していないため、隅に溜まったゴミをかき出し切れなかったのは残念。ただし、カーペットにまいたパウダーゴミの掃除性能はトップクラスだった。また、1回の掃除中、一度も走行エラーにならなかった点も評価したい。

コヤマタカヒロ/デジタル&家電ライター。デジタル機器から家電製品まで幅広く執筆活動を展開するライター。雑誌やWebにて連載を多数抱える。

※『デジモノステーション』2017年4月号より抜粋

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