(株)アニメーションスタジオ・アートランド(TSR企業コード:298592282、法人番号:5012401021148、武蔵野市境4−2−21、設立平成22年12月1日、資本金1305万円、岡野国治社長)は7月4日、債務整理を梶智史弁護士(関口・梶法律事務所東京事務所、港区赤坂3−21−5、電話03−6426−5420)へ一任した
 負債総額は2億9884万円(平成28年12月期決算時点)。

 アニメーション企画会社から分離独立する形で設立。アニメーションの企画や制作を手掛け、平成26年にはアニメ「蟲師特別編」を制作や、「ラブライブ!(第2期)」の制作協力など行い、27年11月期は売上高2億8974万円をあげていた。
 しかし、その後は納品の延期なども重なり業績が急激に悪化。28年11月期は売上高8136万円にとどまり、9392万円の赤字を計上していた。1ヵ月間の変則決算となる28年12月期も赤字から脱却できず、債務超過状態に陥っていた。
 7月7日午後、岡野社長が東京商工リサーチの取材に応じ、再建に向けた私的整理を模索していることを明らかにした。
 主な質疑応答は以下の通り。
Q.現在、事業は停止しているのか。
A.停止していない。一部で事業を停止したと誤った情報が伝えられ、問い合わせが多く来ている。
Q.7月4日付で債務整理に入ったと取引先から聞いているが。
A.7月4日付で取引先に弁護士名で債務整理の通知を送った。その認識で間違いない。
Q.民事再生など、法的整理の可能性はあるのか。
A.ないとは言えないが、私的整理を模索している。
Q.スポンサー候補はあるのか。
A.会社を買いたいとのお声がけは頂いているが、決定したことはない。