馬英九前総統(左)

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(台北 7日 中央社)抗日戦争(日中戦争)の発端となった盧溝橋事件から80年を迎えた7日、事件を記念した学術シンポジウムが台北市内で開かれた。出席した馬英九前総統は、事件を記念する目的は「仇日」や「反日」ではなく、先人の貢献に感謝を示すためだと述べ、痛ましい歴史が繰り返されないよう願った。

馬氏はあいさつの中で、両岸(台湾と中国大陸)の人々は野心を持つ日本軍により迫害され、大きな犠牲が出たと言及。その上で、中華民国軍は国際社会と世界平和において多大な貢献をしたと述べた。

シンポジウムは野党・国民党と政治大学人文センターが共催。また、同日には国民党主催の記念式典も開催され、抗日戦に参加した元兵士が多数表彰された。元兵士の多くは90歳を超える高齢となっている。

日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協會台北事務所(台北市)前では同日午前、両岸統一などを求める団体によって抗議活動が行われた。

(謝佳珍、テキ思嘉/編集:名切千絵)