6日、人民網によると、中国南方航空便が10時間遅延し、航空会社のずさんな対応に乗客から強い不満が噴出したという。

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2017年7月6日、人民網によると、中国南方航空便が10時間遅延し、航空会社のずさんな対応に乗客から強い不満が噴出したという。

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問題が発生したのは、北京時間4日午後7時25分に貴陽空港から北京首都国際空港に向けて出発する予定だった中国南方航空CZ3653便。搭乗する予定だったある女性は、空港で携帯電話を通じて何度も遅延の連絡を受けた。午後10時まで出発時間が遅れたところでカウンターに問い合わせると、「飛行機がまだ到着しておらず、具体的な出発時間は分からない」と返答されたという。

そして午後10時30分「今日はフライトできなくなりました。明日午前5時に出発します。手配したホテルでご休憩ください」との案内が出された。女性は午後11時20分に到着したバスに乗り、30分ほどでにホテルに着いた。乗客が多かったことでホテル側のチェックインに時間がかかり、手続きを終えたのは翌午前0時45分だった。

当初は3時30分にモーニングコールがかかると案内されていたが、わずか30分後の1時15分にフロントから「出発時間が早まったので、荷物をまとめてロビーへ」との電話が。慌てて支度をして空港に戻ると、搭乗ロビーにはスタッフがおらず。しかも、ディスプレイには前日に聞かされた通り「午前5時出発」との表示が出ていた。この状況に、女性を含めた乗客たちの怒りが沸き始める。

ロビーで待つこと1時間半、午前3時50分にようやくスタッフが悠々とやってきた。聞くと出発時間が早まったという情報は「全く知らない」とのこと。午前4時に搭乗案内が始まったが、怒り心頭の一部乗客は会社側に説明を求めて搭乗を拒否。騒動の後、同便は結局、定刻から10時間近く遅れた午前5時に出発したという。女性らによると、今のところ会社側から正式な謝罪はなく、女性は「これまでで最悪の経験だった」と語っているそうだ。

中国では航空便の遅延をめぐって搭乗客と航空会社・空港スタッフがトラブルになることがあるが、原因は遅延そのものというよりも、航空会社などの対応に不満を募らせるケースが多い。(翻訳・編集/川尻)