テニス、ウィンブルドン選手権、男子シングルス2回戦。勝利を喜ぶエルネスツ・ガルビス(2017年7月6日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)は6日、男子シングルス2回戦が行われ、世界589位のエルネスツ・ガルビス(Ernests Gulbis、ラトビア)が6-4、6-4、7-6(7-3)で大会第29シードのファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)を破り、3回戦へ駒を進めた。

 最近はキャリア最悪の時期を送りながらも、この日は全米オープンテニス(US Open Tennis Championships)元王者のデルポトロを撃破し、過去3年の最高成績をたたき出したたガルビスは次戦、ウィンブルドンで3度の優勝経験を誇る第2シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)と対戦する。

 現在28歳のガルビスは、2014年にはトップ10に位置し、同年の全仏オープンテニス(French Open 2014)ではロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)を破って準決勝まで進んでいた。

 その後は深刻なスランプが続き、現在は過去12年で最低の世界ランキングを記録していたガルビスだが、今大会では1回戦でビクトル・エストレーリャ・ブルゴス(Victor Estrella Burgos、ドミニカ共和国)を下し、ツアー13か月ぶりの勝利を記録した。

 これまでも恵まれた才能を無駄にしていると周囲から批判されてきたガルビスは、トップ選手になる上で残された時間もなくなってきたと考えたことはあるかと聞かれると、「もしかしたら今が最終列車の時間かもしれないし、それは5年後のことかもしれない。誰にもわからないよ」と語った。

「ここ数年はたぶん、今より取り組み方が良くなかった。とてもいいプレーをしていた2014年も、パリ(Paris、全仏オープン)の翌週にクイーンズクラブ(Queen's Club)で戦っていた。1週間の休みを取るべきなんだ。より良い準備をするべきだからね。でも芝では慌ててきてしまった。その結果、芝での自信を無くし、試合に敗れた。そんなところだよ」

「でも人は自分の間違いから学ぶもの。長い間ツアーにいる中で、良い決断だけでなく、良くない決断も下してきた。だから今は悪かったやつから学ぼうと思っている」

 一方、敗れたデルポトロは「エルネスツが芝でどれだけ強いかは知っていたし、調子が良ければどんな選手にでも勝つことができる。過去にそれをやってのけているからね」と称賛した。
【翻訳編集】AFPBB News