アタランタに所属するアンドレア・コンティ【写真:Getty Images】

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 積極的に補強を続けるミランは現在までに6人の選手獲得を完了。まもなく、アタランタに所属する23歳のイタリア代表DFアンドレア・コンティ獲得も発表される予定だ。その一方で、フィナンシャルフェアプレー(FFP)に接触するのではないかという懸念の声も広がっている。

 ミランは来季に向けて既にビジャレアルからアルゼンチン代表DFマテオ・ムサッキオ、アタランタからコートジボワール代表MFフランク・ケシエ、ヴォルフスブルクからスイス代表DFリカルド・ロドリゲス。

 さらにポルトからポルトガル代表FWアンドレ・シルバ、サンダーランドからFWファビオ・ボリーニ、レバークーゼンからトルコ代表MFハカン・チャルハノールの6選手獲得を発表している。7月に入ったばかりだが、早くも7人目の獲得が決まりそうな状況だ。この中で特に移籍金が高かったのはアンドレ・シルバで3800万ユーロ(約45億円)を支払っている。

 以前から報道されていたミランの経営権売却は今年4月に完了し、中国の投資ファンドへクラブを売却していた。そのような経緯もあり、今夏の移籍市場では大規模な投資を行なって選手獲得に動いている。ただ、一方で選手の売却はあまり進んでおらず、少しバランスが不安定になっている。

 伊メディア『フットボールイタリア』は先日、「ミランのオーナー変更後に欧州サッカー連盟(UEFA)に対して計画を提示したが、事実上十分な文章でなかったことから明確化を求められている」と報じた。ミランは10月に再度改定した計画を提示する予定だ。

 特に懸念されているのは、新オーナーの継続的な経営持続性と過度なマーチャンダイジングという。同メディアは「UEFAが不可能だと考えている数字にミランは頼っている」と伝えている。

 具体的な記載はないものの、来季チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得すると見込んでの大胆な計画を考えているのかもしれない。18歳のGKジャンルイジ・ドンナルンマが契約を更新し、年俸が大幅にアップした場合も懸念材料となるだろう。

text by 編集部